GemGridパッシブのEA検証結果

ゲムゲム

今回はGemGridパッシブを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

ゲムゲムのオリジナルEA「GemGridパッシブ」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

GemGridパッシブはリピートEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2025年6月30日

過去18年
2007.1~2025.6
リリース後
2025.5~2025.6
EURUSD +1,232,319円 -96,832円
AUDCAD +623,625円 +14,047円

※0.01ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、AUDCAD、EURUSDともに過去18年はプラス、リリース後はAUDCADのみプラスでした。

グリッドEAはロスカットに注意
グリッドEAは短期で大きな利益を上げることがメリットですが、相場が大きく動くときは含み損に耐え切れずにロスカットになります。
定期的に利益を出金するようにして、ロスカットすることを前提として利用するようにしてください。

では、GemGridパッシブを詳しく見て行きましょう。

↑ ご利用には指定の証券会社で口座開設をして頂く必要があります。

GemGridパッシブの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
グリッド AUDCAD、EURUSD 15M
最大ポジション リリース日
14 2025年5月15日

GemGridパッシブは長期運用が可能なAUDCADのロング、EURUSDのショート専用グリッドEAになります。

ナンピンタイプですが、ポジションを買い増しする際にロット数を上げずにそのままのロットで買い増していきます。
(非マーチンゲールタイプ)

また、ポジションごとに決済をするので、ナンピンEAのように一気に複数ポジションを決済するタイプではありません。

常に利確していくのでナンピンEAよりも利益が出やすいですが、高値圏、安値圏のポジションは塩漬けになりやすいデメリットがあります。

バックテストをする限りは損切りは必要ないですが、ポジションを定期的に解消したい人は損切り設定を入れるようにしてください。

Myfxbookの公開成績

widget
収益 15,113円 収益率(全期間) 10.08%
プロフィットファクター 勝率 100% (58/58)
初期ロット数 0.01ロット 最大ドローダウン 28.91%
平均利益 260円 最大利益 308円
平均損失 最大損失

GemGridパッシブの公開成績を見ると、リリースしてから順調に利益を積み上げています。

Myfxbookのフォワード成績を確認する

2007年1月~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
AUDCAD 3.00pips 2.34pips 0.66pips
EURUSD 1.68pips 0.38pips 1.30pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。
(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

AUDCAD

過去18年 リリース後
収益 +623,625円 +14,047円
収益率 +124.7% +2.8%
勝率 99.45% 98.67%
PF 147.09 192.80
最大ドローダウン 256,544円(27.09%) 10,260円(2.01%)
リスクリターン率 2.43 1.37
平均利益 202円 190円
最大利益 1,379円 213円
平均損失 -252円 -74円
最大損失 -457円 -74円

AUDCADは過去18年で+62.3万円の収益でした。リリース後の成績もプラスです。

年次・月次の成績


過去18年の年次成績では2020年以外はプラスでした。

EURUSD

過去18年 リリース後
収益 +1,232,319円 -96,832円
収益率 +246.4% -19.4%
勝率 99.61% 72.00%
PF 5.45 0.10
最大ドローダウン 361,594円(23.25%) 106,099円(20.84%)
リスクリターン率 3.41 -0.91
平均利益 419円 305円
最大利益 13,694円 378円
平均損失 -19,763円 -7,702円
最大損失 -21,227円 -9,115円

EURUSDも過去18年は+124.5万円、リリース後もプラスです。

年次・月次の成績


EURUSDの過去18年の年次成績では取引のない年もありますが、2025年以外はすべてプラスです。

2通貨ペア合計の損益

過去18年の2通貨ペアの合計となります。

過去18年 リリース後
+1,855,945円 -82,785円

QuantAnalyzerを使って2通貨ペアを合計すると、過去18年間で185.5万円の収益となりました。

リリース後は-8.2万円の損失となっています。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • GemGridパッシブの2通貨ペア合計をQuantAnalyzerで見てみると、2019年~2020年が少し停滞していますがそれ以外は順調に利益を積み上げています。

    年次・月次の成績

    2通貨ペア合計の年次成績は、2025年以外はプラスです。

    まとめ

    過去18年
    2007.1~2025.6
    リリース後
    2025.5~2025.6
    EURUSD +1,232,319円 -96,832円
    AUDCAD +623,625円 +14,047円

    ※0.01ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    GemGridパッシブはAUDCAD、EURUSDともに過去18年、リリース後はプラスでした。

    GemGridパッシブのバックテストをしてきました。

    ぜひ参考にしてください。

    ↑ ご利用には指定の証券会社で口座開設をして頂く必要があります。

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