ゲムゲム
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。
GogoJungleの有料EA「激勝ち AUDNZD」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。
実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。
激勝ち AUDNZDはAUDNZD専用のリピート系EAですが、成績はどうなのでしょうか。
当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。
更新日2023年3月31日
過去16年 2007.1~2023.3 |
リリース後 2020.9~2023.3 |
|
---|---|---|
収益 | -503,726円 | +60,376円 |
収益率 | -100.7% | +12.0% |
勝率 | 93.04% | 99.31% |
PF | 0.26 | 299.3 |
最大ドローダウン | 100.75%(637,818円) | 4.85%(26,381円) |
リスクリターン率 | -0.79 | 2.29 |
平均利益 | 98円 | 84円 |
最大利益 | 495円 | 257円 |
平均損失 | -5,021円 | -40円 |
最大損失 | -18,284円 | -45円 |
※0.01ロット運用、証拠金50万円で検証しました。
バックテストした結果、過去16年の長期では50万円、100万円、150万円の証拠金ではロスカットとなり、証拠金200万円でもマイナスの結果でした。
リリース後の成績はプラスとなっています。
では、 激勝ち AUDNZDを詳しく見て行きましょう。
このページの目次
激勝ち AUDNZDの特徴
取引タイプ | 通貨ペア | 時間足 |
---|---|---|
リピート系 | AUDNZD | 5M |
最大ポジション | リリース日 | 価格 |
80 | 2022年10月14日 | 25,000円 |
激勝ち AUDNZDはAUDNZD専用のリピート系EAで、売り・買いに上限・下限レンジを設定し、レンジ内で取引を行います。
またヘッジ機能があり破綻リスクを抑えた仕様になっているとのことです。
想定レンジを抜けた場合には新規売買の停止+保有しているポジションと同数のヘッジポジションを取得し損益を一時的にロックします。
最大ポジション数は、設定の建玉ポジションの間隔によって変わり、デフォルトの10pipsの場合は最大80ポジションまで持ちます。
- 建玉ポジションの間隔:10Pips=最大80ポジション
- 建玉ポジションの間隔:20Pips=最大40ポジション
- 建玉ポジションの間隔:30Pips=最大27ポジション
激勝ち AUDNZDの設定
激勝ち AUDNZDでは、売りの上限レンジ、買いの下限レンジが設定されていて、それぞれロット設定も売り買いで設定可能です。
検証では0.01ロットで行ってます。
推奨証拠金・最大ポジション数・想定最大含み損の目安が、販売ページに記載されています。
激勝ち AUDNZDのレンジ設定は、AUDNZDの長期月足チャートで見ると2013年後半からのレートに合っています。
検証では2007年から行っていますが、想定レンジが長期間外れると結果も厳しくなるようです。
GogoJungleでの公開成績
収益 | +853,113円 | 収益率(全期間) | 48.76% |
---|---|---|---|
プロフィットファクター | 698.95 | 勝率 | 99.81% (1025/1027) |
初期ロット数 | 0.1ロット | 最大ポジション数 | 80 |
リスクリターン率 | 2.48 | 最大ドローダウン | 14.33% (344,297円) |
平均利益 | +845円 | 最大利益 | +2,683円 |
平均損失 | -619円 | 最大損失 | -1,171円 |
激勝ち AUDNZDは公開成績を見ると、リリースから利益を積み重ねていて、最大ドローダウンも低めです。
月次分析(月間の損益)
月次分析を見ると、リピート系のため基本プラスとなります。
月間の取引回数
月間の取引回数は100回前後です。
EA博士さんの他のEA
EA博士さんはほかにも多くのEAをゴゴジャンで出品されています。
2007年1月~のバックテスト結果
ゲムゲム
スプレッド補正
GEMFOREX | TDS | 補正値 |
---|---|---|
2.32pips | 1.93pips | 0.4pips |
スプレッドはGEMFOREXに合わせて補正をして検証しています。
(GEMFOREXよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)
変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。
収益 | -503,726円 | 収益率(全期間) | -100.70% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 500,000円 | 勝率 | 93.04% |
プロフィットファクター | 0.26 | 最大保有ポジション | 80 |
最大ドローダウン | 100.75%(637,818円) | リスクリターン率 | -0.79 |
平均利益 | 98円 | 最大利益 | 495円 |
平均損失 | -5,021円 | 最大損失 | -18,284円 |
激勝ち AUDNZDの過去16年はロスカットでした。
成績の推移とドローダウン
激勝ち AUDNZDをQuantAnalyzerで見てみると、2007年の段階でロスカットになっています。
年次・月次の成績・損益グラフ
200万円の証拠金の場合
200万円の場合、証拠金で耐えることができますが2007年から2013年の損失が大きくその分を取り戻せていません。レンジが長期間外れてしまうと厳しいようです。
リリース後のバックテスト結果
激勝ち AUDNZDのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。
「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。
収益 | +60,376円 | 収益率(全期間) | +12.0% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 500,000円 | 勝率 | 99.31% |
プロフィットファクター | 299.3 | 最大保有ポジション | 80 |
最大ドローダウン | 4.85%(26,381円) | リスクリターン率 | 2.29 |
平均利益 | 84円 | 最大利益 | 257円 |
平均損失 | -40円 | 最大損失 | -45円 |
リリース後の成績は、最大ドローダウンも低めで、成績も安定しています。
まとめ
過去16年 2007.1~2023.3 |
リリース後 2020.9~2023.3 |
|
---|---|---|
収益 | -503,726円 | +60,376円 |
収益率 | -100.7% | +12.0% |
勝率 | 93.04% | 99.31% |
PF | 0.26 | 299.3 |
最大ドローダウン | 100.75%(637,818円) | 4.85%(26,381円) |
リスクリターン率 | -0.79 | 2.29 |
平均利益 | 98円 | 84円 |
最大利益 | 495円 | 257円 |
平均損失 | -5,021円 | -40円 |
最大損失 | -18,284円 | -45円 |
※0.01ロット運用、証拠金50万円で検証しました。
ゲムゲム
GogoJungleの 激勝ち AUDNZDのバックテストをしてきました。
ぜひ参考にしてください。