ゲムゲム
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。
GogoJungleの有料EA「オセアニアブラザーズ」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。
実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。
オセアニアブラザーズはAUDNZD専用のリピート系EAですが、成績はどうなのでしょうか。
当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。
更新日2025年3月31日
過去18年 2007.1~2025.3 |
リリース後 2020.9~2025.3 |
|
---|---|---|
収益 | -998,857円 | +130,319円 |
収益率 | -99.9% | +13.0% |
勝率 | 94.65% | 90.43% |
PF | 0.42 | 2.43 |
最大ドローダウン | 1,482,354円(99.92%) | 156,750円(14.69%) |
リスクリターン率 | -0.67 | 0.83 |
平均利益 | 343円 | 186円 |
最大利益 | 1,428円 | 535円 |
平均損失 | -14,621円 | -725円 |
最大損失 | -51,675円 | -5,744円 |
※単利、0.01ロット運用、証拠金100万円で検証しました。
なお、証拠金50万円で検証したところ、過去18年はロスカットとなりましたので、証拠金100万円にあげて検証しています。
結果は過去18年はロスカット、リリース後はプラスとなりました。
では、 オセアニアブラザーズを詳しく見て行きましょう。
このページの目次
オセアニアブラザーズの特徴
取引タイプ | 通貨ペア | 時間足 |
---|---|---|
リピート系 | AUDNZD | 1M |
最大ポジション | リリース日 | 価格 |
43 | 2020年9月28日 | 29,800円 |
オセアニアブラザーズはAUDNZD専用で、保有ポジションは43とあります。(変更可能)
豪ドル/NZドルの回帰性を頼みに稼働するリピート系EAということですが、公開成績はどうでしょうか。
GogoJungleでの公開成績
収益 | 1,530,380円 | 収益率(全期間) | 55.61% |
---|---|---|---|
プロフィットファクター | 10.24 | 勝率 | 99.72% (1071/1074) |
初期ロット数 | 0.07ロット | 最大ポジション数 | 34 |
リスクリターン率 | 1.71 | 最大ドローダウン | 26.93% (892,959円) |
平均利益 | 1,698円 | 最大利益 | 4,727円 |
平均損失 | -59,183円 | 最大損失 | -59,229円 |
オセアニアブラザーズは公開成績を見ると、リリースから利益を積み重ねていますが、一度大きな損切があります。
月次分析(月間の損益)
月次分析を見ると、トラリピのため基本プラスとなりますが、2022年9月に1849pipsの損切りとなっています。
月間の取引回数
月間の取引回数は平均20回ほどです。
ハチワレさんの他のEA
ハチワレさんがリリースしているのは、「オセアニアブラザーズ」のみのようです。
オセアニアブラザーズのパラメータ設定
オセアニアブラザーズは、パラメータ設定で細かく調整ができます。
検証では、単利(複利設定:False)、ロットを0.01でテストしました。売り買い両方に設定が必要なのと、デフォルトの設定で複利ONにすると2007年から検証の場合は、あっという間にロスカットとなってしまいましたので、設定には気をつけてください。
2007年1月~のバックテスト結果
ゲムゲム
スプレッド補正
基準値 | TDS | 補正値 | |
---|---|---|---|
AUDNZD | 2.32pips | 2.29pips | 0.03pips |
スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。
(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)
変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。
収益 | -998,857円 | 収益率(全期間) | -99.9% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 1,000,000円 | 勝率 | 94.65% |
プロフィットファクター | 0.42 | 最大保有ポジション | 43(設定で変更可) |
最大ドローダウン | 1,482,354円(99.92%) | リスクリターン率 | -0.67 |
平均利益 | 343円 | 最大利益 | 1,428円 |
平均損失 | -14,621円 | 最大損失 | -51,675円 |
オセアニアブラザーズは過去18年ではロスカットになりました。
成績の推移とドローダウン
年次・月次の成績・損益グラフ
年次成績を見てみると、2011年でロスカットになりました。
リリース後のバックテスト結果
オセアニアブラザーズのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。
「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。
収益 | +130,319円 | 収益率(全期間) | +13.0% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 1,000,000円 | 勝率 | 90.43% |
プロフィットファクター | 2.43 | 最大保有ポジション | 43(設定で変更可) |
最大ドローダウン | 156,750円(14.69%) | リスクリターン率 | 0.83 |
平均利益 | 186円 | 最大利益 | 535円 |
平均損失 | -725円 | 最大損失 | -5,744円 |
リリース後の成績は、途中含み損が多くなっていましたが、成績はプラスになっています。
まとめ
過去18年 2007.1~2025.3 |
リリース後 2020.9~2025.3 |
|
---|---|---|
収益 | -998,857円 | +130,319円 |
収益率 | -99.9% | +13.0% |
勝率 | 94.65% | 90.43% |
PF | 0.42 | 2.43 |
最大ドローダウン | 1,482,354円(99.92%) | 156,750円(14.69%) |
リスクリターン率 | -0.67 | 0.83 |
平均利益 | 343円 | 186円 |
最大利益 | 1,428円 | 535円 |
平均損失 | -14,621円 | -725円 |
最大損失 | -51,675円 | -5,744円 |
※単利、0.01ロット運用、証拠金100万円で検証しました。
ゲムゲム
GogoJungleの オセアニアブラザーズのバックテストをしてきました。
ぜひ参考にしてください。