XMの確定申告は損失が出ても申告する必要があるのか?

xm確定申告の損失

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XMの確定申告は損失が出ても申告するべきか?まとめました。
その他、損失が出た場合、他の所得と損益通算できる範囲についてもまとめたので参考にしてください。

XMでは損失が出た場合、確定申告する必要はありません。

しかし、住民税の申告が必要などの注意点があるので、ぜひ参考にしてください。

XMで損失が出た場合、一部の雑所得内での損益通算はできるため、できるだけ課税所得(課税される所得)を減らして税金対策をして行きましょう。

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XMで損失が出た場合は確定申告をする必要はない

参考:国税庁No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人

XMで損失が出た場合、確定申告をする必要はありません。

確定申告は年間利益が20万円から申告する必要がありますので、20万円未満の場合は申告はなくて大丈夫です。

※個人事業主は38万円から確定申告が必要

市区町村への住民税の申告は必要

参考:JCB 20万円ルールの落とし穴

損失が出た場合、確定申告は必要ないですが、住民税の申告は必要になります。

確定申告をすると市区町村への住民税は不要になりますが、確定申告をしない場合は0円でもマイナスでも住民税への申告は必要になります。

住民税の申告はしていない人が多そうですが、ルールとしては市区町村への申告が必要となります。

XMで損失が出た時の損益通算について

XMで損失が出た場合、一部の所得と損益通算することが出来ます。

損益通算は「利益と損失を相殺して課税所得を減らすことができる」もので、税金を安くすることができます。

もし他の副業などがある場合は損益通算して税金対策しましょう。

給与所得や国内FXとの損益通算はできない

参考:freee 副業の確定申告「事業所得」になるか「雑所得」になるかの違いと経費の処理方法

XMで得た所得は「雑所得(総合課税)」となり、雑所得(総合課税)内でしか損益通算できません。

サラリーマンの給料の「給与所得」や国内FXの「先物取引に係る雑所得」などとの損益通算は出来ない仕組みになっています。

総合課税の雑所得内での損益通算のみ可能

XMでの損失は、他の海外FX業者や仮想通貨、その他転売やブログなどの総合課税の雑所得内での損益通算は可能となっています。

仮想通貨取引は現在のXMではできませんが、他の海外FX業者では取引が可能です。

もし仮想通貨で利益が出ていれば、XMの損失を引くことができます。

XMでの損失繰越はできない

XMは雑所得になるため、雑所得の損失繰越(マイナスを翌年に繰り越して相殺させること)はできません。

国内FXでは3年間の損失繰越が可能となっていますが、XMではできないので気を付けてください。

法人になれば最大10年の損失繰越が可能

法人化して会社にすれば、最大10年の損失繰越が可能になります。

XMのトレードで生計を立てている人は、法人化して損失繰越をすることで、トレードの成績の波を和らげることが可能になります。

その時の相場などで損益は偏りやすいので、年間利益1000万円を超える人は、ぜひ法人化してリスクを抑えると良いでしょう。

まとめ

XMで損失が出た場合の確定申告について紹介して来ました。

もしマイナスになった場合でも、他の副業などをしていれば、その利益から損失分を引くことが出来て税金が少なくなります。

ぜひ総合課税の雑所得内で損益通算をして税金対策をして行きましょう。

XMの税金や確定申告税率や申告方法については、以下のページで紹介しているので参考にしてください。

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