ゲムゲム
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。
GogoJungleの有料EA「一番鶏 Special」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。
実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。
一番鶏 Specialは日本時間早朝にトレンド方向へ逆張り多数エントリーするEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。
当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。
更新日2022年3月31日
過去15年 2007.01~2022.3 |
リリース後 2021.03~2022.3 |
|
---|---|---|
収益 | +3,055,896円 | +622,808円 |
収益率 | +305.5% | +124.5% |
勝率 | 86.42% | 88.72% |
PF | 1.21 | 2.59 |
最大ドローダウン | 64.46%(801,109円) | 25.74%(207,054円) |
リスクリターン率 | 3.81 | 3.00 |
平均利益 | 559円 | 481円 |
最大利益 | 5,732円 | 2,410円 |
平均損失 | -2,935円 | -1,461円 |
最大損失 | -7,017円 | -6,977円 |
※0.1ロット運用、過去15年は証拠金100万円、リリース後は50万円で検証しました。
過去15年、リリース後の期間ともにかなりすごい成績となりました。
利益も大きいですが、ドローダウンも大きめなので、証拠金は余裕を持つようにしましょう。
では、一番鶏 Specialを詳しく見て行きましょう。
このページの目次
一番鶏 Specialの特徴
取引タイプ | 通貨ペア | 時間足 |
---|---|---|
朝スキャ | USDJPY | 1M |
最大ポジション | リリース日 | 価格 |
20 | 2021年03月14日 | 30,000円 |
一番鶏 SpecialはUSDJPY専用で、日本時間早朝にトレンド方向を判定し、逆張りでエントリーするEAです。
エントリー条件が続く限り最大ポジション数(20)までエントリーします。20ポジション以内であればパラメーターで変更可能です。
両建てはしません。
GogoJungleでの公開成績
収益 | +316,655円 | 収益率(全期間) | +22.85% |
---|---|---|---|
プロフィットファクター | 1.46 | 勝率 | 83.76% (2399/2864) |
初期ロット数 | 0.10ロット | 最大ポジション数 | 20(変更可) |
リスクリターン率 | 1.56 | 最大ドローダウン | 13.13% (202,490円) |
平均利益 | 470円 | 最大利益 | 2,060円 |
平均損失 | -1,661円 | 最大損失 | -5,780円 |
一番鶏 Specialは公開成績を見ると、2021年3月14日リリースで、順調に利益が増えています。
負ける時は大きく負けるので、コツコツドカンタイプです。
月次分析(月間の損益)
月次分析を見ると、全体的には大きく勝っていますが、負ける時は大きめの損失が出ています。
負ける月は400~850pipsくらい負けるので、あまり大きなロットを持たない方がおすすめです。
0.1ロット設定の場合は20ポジションを持つと2.0pipsになります。
月間の取引回数
月間の取引回数は1ヶ月に11回~17回ほどありました。
ぬけさんの他のEA
ぬけさんは一番鶏 Special以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。
一番鶏 Special EURJPY版もリリースされていますが、コチラは成績があまり良くないので、USDJPY版を使う方がおすすめです。
2007年~のバックテスト結果
ゲムゲム
スプレッド補正
GEMFOREX | TDS | 補正値 |
---|---|---|
1.60pips | 0.37pips | 1.3pips |
スプレッドはGEMFOREXに合わせて補正をして検証しています。
(GEMFOREXよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)
変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。
収益 | +3,055,896円 | 収益率(全期間) | +305.5% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 1,000,000円 | 勝率 | 86.42% |
プロフィットファクター | 1.21 | 最大保有ポジション | 20 |
最大ドローダウン | 64.46%(801,109円) | リスクリターン率 | 3.81 |
平均利益 | 559円 | 最大利益 | 5,732円 |
平均損失 | -2,935円 | 最大損失 | -7,017円 |
一番鶏 Specialは15年で+305万円の収益でした。1年あたり+20.3万円ほどになります。
かなりすごいです。
成績の推移とドローダウン
一番鶏 SpecialをQuantAnalyzerで見てみると、2010年~2011年にに少し停滞していますが、それ以外は順調に利益を伸ばしています。
年次・月次の成績・損益グラフ
QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。
年間成績は2007年と2010年、2011年はマイナスで、それ以外は大きくプラスとなっています。
直近の月次損益グラフ
2022年
2022年はすべての月でプラス成績です。
2021年
2021年は2月と7月以外は良い結果でした。
2020年
2020年は5月が大きくマイナスとなっていますが、全体的には良い結果です。
リリース後のバックテスト結果
一番鶏 Specialのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。
「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。
収益 | +622,808円 | 収益率(全期間) | +124.5% |
---|---|---|---|
初期証拠金 | 500,000円 | 勝率 | 88.72% |
プロフィットファクター | 2.59 | 最大保有ポジション | 20 |
最大ドローダウン | 25.74%(207,054円) | リスクリターン率 | 3.00 |
平均利益 | 481円 | 最大利益 | 2,410円 |
平均損失 | -1,461円 | 最大損失 | -6,977円 |
2021年3月14日のリリース日以降のバックテスト結果も安定して利益をあげています。
動きを見るとコツドカ傾向があるので、ロットを上げ過ぎない方が良さそうでえす。
まとめ
過去15年 2007.01~2022.3 |
リリース後 2021.03~2022.3 |
|
---|---|---|
収益 | +3,055,896円 | +622,808円 |
収益率 | +305.5% | +124.5% |
勝率 | 86.42% | 88.72% |
PF | 1.21 | 2.59 |
最大ドローダウン | 64.46%(801,109円) | 25.74%(207,054円) |
リスクリターン率 | 3.81 | 3.00 |
平均利益 | 559円 | 481円 |
最大利益 | 5,732円 | 2,410円 |
平均損失 | -2,935円 | -1,461円 |
最大損失 | -7,017円 | -6,977円 |
※0.1ロット運用、過去15年は証拠金100万円、リリース後は50万円で検証しました。
ゲムゲム
GogoJungleの一番鶏 Specialのバックテストをしてきましたが、過去15年、リリース後とも良い成績でした。
今回は初期設定のまま検証したので、最大20ポジションを持つ設定になっています。
ロットを上げ過ぎるとロスカットになる可能性もあるため、様子を見ながら少しずつロットを上げて行きましょう。