一番鶏 SpecialのEA検証結果

ゲムゲム

今回は一番鶏 Specialを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「一番鶏 Special」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

一番鶏 Specialは日本時間早朝にトレンド方向へ逆張り多数エントリーするEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2023年12月31日

過去16年
2007.01~2023.12
リリース後
2021.03~2023.12
収益 +3,166,078円 +904,095円
収益率 +316.6% +90.4%
勝率 83.57% 84.45%
PF 1.20 1.41
最大ドローダウン 886,639円(52.76%) 662,364円(28.33%)
リスクリターン率 3.57 1.36
平均利益 582円 575円
最大利益 5,773円 4,653円
平均損失 -2,474円 -2,214円
最大損失 -7,540円 -7,120円

※0.1ロット運用で証拠金100万円で検証しました。

過去16年、リリース後の期間ともにかなり良い成績となりました。

利益も大きいですが、ドローダウンも大きめなので、証拠金は余裕を持つようにしましょう。

では、一番鶏 Specialを詳しく見て行きましょう。

一番鶏 Specialの詳細を確認する日本時間早朝にトレンド方向へ逆張りエントリー。1分足で多数エントリーするスペシャル版。無料テスト版でバックテスト検証の上でご利用下さい。 | GogoJungle

一番鶏 Specialの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
朝スキャ USDJPY 1M
最大ポジション リリース日 価格
20 2021年03月14日 49,000円

一番鶏 SpecialはUSDJPY専用で、日本時間早朝にトレンド方向を判定し、逆張りでエントリーするEAです。

エントリー条件が続く限り最大ポジション数(20)までエントリーします。20ポジション以内であればパラメーターで変更可能です。

両建てはしません。

GogoJungleでの公開成績

収益 +527,461円 収益率(全期間) +22.58%
プロフィットファクター 1.24 勝率 83.52% (5350/6406)
初期ロット数 0.10ロット 最大ポジション数 20(変更可)
リスクリターン率 0.89 最大ドローダウン 18.27% (590,259円)
平均利益 515円 最大利益 4,550円
平均損失 -2,103円 最大損失 -7,800円

一番鶏 Specialは公開成績を見ると、2021年3月14日リリースで、順調に利益が増えていましたが、最近成績が落ちています。

負ける時は大きく負けるので、コツコツドカンタイプです。

月次分析(月間の損益)



月次分析を見ると、全体的には大きく勝っていますが、負ける時は大きめの損失が出ています。

負ける月は400~1,000pipsくらい負けるので、あまり大きなロットを持たない方がおすすめです。

0.1ロット設定の場合は20ポジションを持つと2.0ロットになります。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に11回~17回ほどありました。

ぬけさんの他のEA


ぬけさんは一番鶏 Special以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。

一番鶏 Extraのバックテストもしているので、ぜひ参考にしてください。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

基準値 TDS 補正値
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +3,166,078円 収益率(全期間) +316.6%
初期証拠金 1,000,000円 勝率 83.57%
プロフィットファクター 1.20 最大保有ポジション 20
最大ドローダウン 886,639円(52.76%) リスクリターン率 3.57
平均利益 582円 最大利益 5,773円
平均損失 -2,474円 最大損失 -7,540円

一番鶏 Specialは過去16年で316万円の利益が出ました。

最大ドローダウンはかなり大きいので注意が必要です。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • 一番鶏 SpecialをQuantAnalyzerで見てみると、2010年~2013年が停滞しています。

    また2023年も大きくドローダウンしています。

    年次・月次の成績・損益グラフ

    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績は、プラスになる年が多いですが、負ける年はかなり大きく負けるようです。

    直近の月次損益グラフ

    2023年

    2023年は3月に大きくマイナスになっています。

    2022年

    2022年は9月に大きなマイナスがありますが、それ以外は順調でした。

    2021年

    2021年はマイナスの月もありますが、全体ではプラスです。

    2020年

    2020年はトータルでマイナスです。

    リリース後のバックテスト結果

    一番鶏 Specialのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +904,095円 収益率(全期間) +90.4%
    初期証拠金 1,000,000円 勝率 84.45%
    プロフィットファクター 1.41 最大保有ポジション 20
    最大ドローダウン 662,364円(28.33%) リスクリターン率 1.36
    平均利益 575円 最大利益 4,653円
    平均損失 -2,214円 最大損失 -7,120円

    2021年3月14日のリリース日以降のバックテスト結果はプラス成績でした。

    動きを見るとコツドカ傾向があるので、ロットを上げ過ぎない方が良さそうです。

    まとめ

    過去16年
    2007.01~2023.12
    リリース後
    2021.03~2023.12
    収益 +3,166,078円 +904,095円
    収益率 +316.6% +90.4%
    勝率 83.57% 84.45%
    PF 1.20 1.41
    最大ドローダウン 886,639円(52.76%) 662,364円(28.33%)
    リスクリターン率 3.57 1.36
    平均利益 582円 575円
    最大利益 5,773円 4,653円
    平均損失 -2,474円 -2,214円
    最大損失 -7,540円 -7,120円

    ※0.1ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

    ゲムゲム

    一番鶏 Specialは長期、リリース後プラスでした。複数ポジションを持つので、ロットは上げ過ぎないように注意しましょう。

    GogoJungleの一番鶏 Specialのバックテストをしてきましたが、リリース後は良い結果となりました。

    今回は初期設定のまま検証したので、最大20ポジションを持つ設定になっています。

    ロットを上げ過ぎるとロスカットになる可能性もあるため、様子を見ながら少しずつロットを上げて行きましょう。

    一番鶏 Specialの詳細を確認する日本時間早朝にトレンド方向へ逆張りエントリー。1分足で多数エントリーするスペシャル版。無料テスト版でバックテスト検証の上でご利用下さい。 | GogoJungle

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