一番鶏 ExtraのEA検証結果

ゲムゲム

今回は一番鶏 Extraを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「一番鶏 Extra」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

一番鶏 Extraは一番鶏 Specialを最大ポジション4で調整した新版のEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2022年12月31日

過去16年
2007.01~2022.12
リリース後
2022.6~2022.12
収益 +800,501円 +66,504円
収益率 +160.1% +13.3%
勝率 86.09% 96.53%
PF 1.18 3.21
最大ドローダウン 35.74%(204,974円) 5.28%(28,880円)
リスクリターン率 3.91 2.30
平均利益 716円 695円
最大利益 5,289円 1,289円
平均損失 -3,740円 -6,024円
最大損失 -7,070円 -6,800円

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

過去16年のバックテスト結果はかなり良好でした。

リリース後の成績はまだ6ヶ月ほどですが、今のところ順調です。

では、一番鶏 Extraを詳しく見て行きましょう。

一番鶏 Extraの詳細を確認する日本時間早朝にトレンド方向へ逆張りエントリー。一番鶏シリーズを1分足・ポジション数4以下で調整した新バージョン。デフォルト設定はロット数自動計算(複利) | GogoJungle

一番鶏 Extraの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
朝スキャ USDJPY 1M
最大ポジション リリース日 価格
4 2022年06月22日 24,500円

一番鶏 ExtraはUSDJPY専用で、日本時間早朝にトレンド方向へ逆張りエントリー。一番鶏シリーズを1分足・ポジション数4以下で調整した新バージョンとなります。

エントリー条件が続く限り最大ポジション数(4)までエントリーします。4ポジション以内であればパラメーターで変更可能です。

両建てはしません。

GogoJungleでの公開成績

収益 +196,930円 収益率(全期間) 30.88%
プロフィットファクター 2.10 勝率 91.86% (271/295)
初期ロット数 0.40ロット 最大ポジション数 4(4以内で変更可)
リスクリターン率 1.77 最大ドローダウン 13.38% (111,379円)
平均利益 1,405円 最大利益 2,831円
平均損失 -7,555円 最大損失 -15,870円

一番鶏 Extraは公開成績を見ると、2022年6月22日リリースで、順調に利益が増えています。

月次分析(月間の損益)


月次分析はプラスの方が多くなっています。12月に大きなマイナスが出ていますが年ではプラスです。

損益は大きいので、ロット数は少なめの方が良さそうです。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に30~40回ほどありました。

ぬけさんの他のEA


ぬけさんは一番鶏 Extra以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。

一番鶏 Extraの設定

一番鶏 Extraでは、「取引ロットの自動計算」がデフォルトでは複利となっていて、証拠金残高でロット数が自動計算されます。

検証では、「取引ロットの自動計算」を「しない」に変更して単利で行いました。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

GEMFOREX TDS 補正値
1.60pips 0.37pips 1.3pips

スプレッドはGEMFOREXに合わせて補正をして検証しています。

(GEMFOREXよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +800,501円 収益率(全期間) +160.1%
初期証拠金 500,000円 勝率 86.09%
プロフィットファクター 1.18 最大保有ポジション 4
最大ドローダウン 35.74%(204,974円) リスクリターン率 3.91
平均利益 716円 最大利益 5,289円
平均損失 -3,740円 最大損失 -7,070円

一番鶏 Extraは過去16年で+80万円の収益でした。1年あたり5万円の利益となります。

成績の推移とドローダウン


補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • 一番鶏 ExtraをQuantAnalyzerで見てみると、2016年~2018年に停滞していますが、それ以外は順調に利益を伸ばしています。

    年次・月次の成績・損益グラフ


    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

    年間成績はマイナスの年もありますが、トータルではプラスとなっています。

    直近の月次損益グラフ

    2022年

    2022年は9月に大きなマイナスがありますが、それ以外は順調でした。

    2021年

    2021年はマイナスの月もありますが、全体ではプラスです。

    2020年

    2020年はマイナスのほうが多くなりました。

    リリース後のバックテスト結果

    一番鶏 Extraのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +66,504円 収益率(全期間) +13.3%
    初期証拠金 500,000円 勝率 96.53%
    プロフィットファクター 3.21 最大保有ポジション 4
    最大ドローダウン 5.28%(28,880円) リスクリターン率 2.30
    平均利益 695円 最大利益 1,289円
    平均損失 -6,024円 最大損失 -6,800円

    リリース日以降のバックテスト結果は全体的に好調でした。

    まとめ

    過去16年
    2007.01~2022.12
    リリース後
    2022.6~2022.12
    収益 +800,501円 +66,504円
    収益率 +160.1% +13.3%
    勝率 86.09% 96.53%
    PF 1.18 3.21
    最大ドローダウン 35.74%(204,974円) 5.28%(28,880円)
    リスクリターン率 3.91 2.30
    平均利益 716円 695円
    最大利益 5,289円 1,289円
    平均損失 -3,740円 -6,024円
    最大損失 -7,070円 -6,800円

    ※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    一番鶏 Extraは過去16年、リリース後ともにプラスでした。

    一番鶏 Extraのバックテストをしてきましたが、過去16年の成績は非常に良好でした。

    リリース後の成績も全体的に好調です。

    ぜひ参考にしてください。

    一番鶏 Extraの詳細を確認する日本時間早朝にトレンド方向へ逆張りエントリー。一番鶏シリーズを1分足・ポジション数4以下で調整した新バージョン。デフォルト設定はロット数自動計算(複利) | GogoJungle

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