FX朝スキャ管理ツールは複数の条件でEAを停止するインジケーターのため、正しく動かない場合の原因を追求するのが少し複雑になっています。
ここでは朝スキャ管理ツールが思った通り動かない場合の原因と対処方法を紹介していきます。
もしここに載っている対処方法を試してみても上手く動かない場合は、問い合わせからご連絡ください。
朝スキャ管理ツールが動かない場合の対処方法
朝スキャ管理ツールが正しく動かない場合の対処方法を紹介していきます。
Assistantを停止する
まずはAsasukya-tool-AssistantをOFFにしましょう。
AssistantがONになっていると、インジケーターに上書きされて動くため、原因が分かりづらくなります。
初期設定はOFFになっている
Assistantは初期設定がOFFになっています。
ONの場合は背景が青色になる
AssistantがONになると、背景が青色になっているので、OFFに切り替えてください。
設定方法が間違えていないか確認する
続いて、念のため設定が間違えていないか確認をお願いします。
「インポートする箇所が間違えている」「Asasukya-tool-AssistantとAsasukya-toolの2つの設定が必要」など、間違えやすいので気を付けてください。
また、マジックナンバーはEAと同じ数字にする必要があり、間違えていたり他のEAと重複すると、同じマジックナンバーのEAが同時に動いてしまうので注意してください。
設定についてはコチラのページで詳しく解説しているので参考にしてください。
色によって停止している理由が分かれている
朝スキャ管理ツールは色によって停止している理由が分かるので、色が付いて止まってしまった場合は、色で判断してください。
停止していない時(黒色)
EAが停止していない時は黒色になります。
指標停止機能(濃い青色)
濃い青色(ネイビー)になっている場合は、指標停止機能が働いてEAが停止している状態です。
もし濃い青色になってしまった場合は、指標停止機能の設定が間違えていないか確認をお願いします。
指標停止は取得先の国名に合わせて入力する
☆☆:豪、NZ
☆:豪、NZ
国名はマネーパートナーズの経済指標ページと同じものにしてください。国名と国名の間は全角コンマ(、)で区切ります。
アメリカ | 日本 | ユーロ | イギリス |
---|---|---|---|
米 | 日 | 欧 | 英 |
オーストラリア | ニュージーランド | カナダ | スイス |
豪 | NZ | 加 | スイス |
このように設定をします。(NZは半角大文字 ※全角や小文字だと反映されない)
基本的には取得先サイトと同じ国名を入力し、複数の場合は全角コンマで区切ります。
もし取得先サイトの表記が変わった場合は、それに合わせる必要があるので、指標停止が上手くいかない場合は取得先サイトを確認するようにしてください。
緊急停止・損失停止機能(赤色)
チャートが赤色になっている場合は緊急停止機能か損失停止機能が働いているので確認をお願いします。
初期設定やsetファイルではfalse(OFF)にしているので、ご自身でONにしていなか確認してください。
VIX停止機能(緑色)
チャートが緑色になってEAが停止している場合はVIX停止機能が働いています。
VIXの設定が合っている確認してください。
VIXはどれかに該当すると停止・再稼働する
VIX設定機能は「通常版」はOR設定になっていて、「どれかに該当すると停止・再稼働する」となっています。
画像のように「止めたいVIX値」が30以上になっていると、前日からの上昇が小さくても止まるので注意してください。
また「止めるのを解除するVIX下落値」の条件を満たすと再稼働してしまうため、数字が小さいと再稼働しやすくなります。
時間停止・日付停止機能(水色)
チャートが水色になっている場合は、時間停止・日付停止機能でEAが停止しています。
時間停止は初期設定やsetファイルを入れていませんが、日付停止機能はsetファイルを入れているので日付を確認してください。
setファイルは日付停止を入れてあるので注意
setファイルではこのように年末年始とGW、お盆を含めた8月前半から中頃まで停止するようにしています。
特に8月は夏枯れ相場で思わぬ方向に相場が動きがちですので、8月1日から設定してあります。
必要に応じて日付を変更してください。
指標停止機能の取得エラー
指標停止機能は動いているとチャート左下に停止予定の指標が表示されますが、チャート左下に指標が表示されない場合は停止機能が働いていない可能性があります。
場合によって、取得先サイトからアクセス拒否を受けている可能性があるため、以下の方法もしくはご連絡を頂けると助かります。
MT4をたくさん展開していると通信回数が多くなってしまうため、できるだけMT4の数を限定するか、VPSなどを使ってIPを分散させるようにお願いします。
(基本的に1つのMT4で1回の通信となります)
無料VPNを使ってIPを変更する(自宅パソコンの場合)
アクセス拒否を受けたIPが自宅や職場などのパソコンの場合、無料VPNなどを使ってIPを変更する方法があります。
VPNは無料で取得できるので、ぜひ無料VPNを使ってIPの変更をしてみてください。
> VPN Gate(筑波大学による公開 VPN 中継サーバープロジェクト)
ただ、VPNは通信速度が遅くなるので、パソコンを利用する時に、少し不便を感じる可能性があります。
IPアドレスの変更をお願いする(VPSの場合)
VPSを使ってEAを稼働させている場合は、VPNを利用できないため、サーバー会社に連絡をし、IPアドレスを変更してもらいましょう。
IPアドレスはクラスC以上の変更が必要になるので、クラスBやクラスAでしか変更できない場合は、新しくVPSサーバーの契約が必要になります。
もしIPアドレス変更が難しそうな場合は、一度私の方にご連絡頂くようにお願いします。
VIXの取得エラー
VIXの取得エラーになった場合は、このようにメール設定をしておくことでメールが届きます。
有線でネット通信をしている場合はエラーが少ないですが、Wifiを使っている場合、通信が途切れる度にエラーになって、メールが届きます。
(メール機能をOFFにしてもVIXエラーしているか分かるように、対処を考えたいと思います)
もしVIXの取得がエラーになってしまった場合は、一度私にご連絡をお願いします。
マジックナンバーは必ず入力する
マジックナンバーは必ず入力し、EAと同じ数字を入れるようにしてください。
もし空白になっていると、同じ通貨ペアはすべて同時に決済してしまい、最悪エントリーと決済の無限ループとなります。
また、マジックナンバーの数字が間違えている場合、EAが決済されずに止まってしまうので気を付けてください。
複数のマジックナンバーが入る時は半角コンマで区切る
もし1つのEAで複数のマジックナンバーが入る場合は、数字を半角コンマで区切るようにしてください。
※指標停止が全角コンマで区切りますが、マジックナンバーの区切りは半角コンマになります
Assistantが動かない時
続いてAssistantが上手く動かない場合の対処方法を紹介します。
初期設定はOFFになっている
まずAssistantは初期設定がOFFになっていますので、使う時はONに切り替えるようにしてください。
ONになると背景が青色に変わります。
Assistantの方がインジケーターよりも優先される
Assistantはインジケーターよりも優先して動くようになるため、AssistantをONにすると、設定が複雑になり間違えやすくなります。
Assistantは緊急用に使うようにして、基本的にはOFFにし、インジケーターの方で設定するようにしてください。
チェックを外すとその箇所の機能が動かなくなる
Assistantは指標停止とVIX停止が同時に設定できますが、チェックを外すと片方のみの設定が可能になります。
初期設定は両方ともチェックが入っているので同時に動き、チェックを外すと片方のみしか動かないので気を付けてください。
まとめ:このページを見ても上手く動かない場合はご連絡ください
FX朝スキャ管理ツールが正しく動かない場合の原因と対処方法を紹介して来ました。
もしこのページを見ても解決できない場合や、別の不具合があった場合は、問い合わせまたはTwitterのDMからご連絡頂けると助かります。
朝スキャ管理ツールは複数の停止機能が入っているため、原因追求が少し複雑になっているため面倒をかけますが、よろしくお願いします。
朝スキャ管理ツールの設定は以下のページで紹介しているので参考にしてください。