Axiory法人口座の特徴と口座開設方法・必要書類について

ここではAxiory法人口座の特徴と口座開設方法を紹介して行きます。

Axioryの法人口座は個人口座と比べて特にメリットはないですが、税金対策になるので、法人化して節税するのはおすすめです。

法人口座の開設方法も詳しく紹介して行きます。

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Axiory法人口座の特徴

	法人口座	個人口座
ボーナス	もらえる	もらえる
レバレッジ	400倍	400倍
ロスカット水準	20%	20%
ゼロカット	追証なしのゼロカット	追証なしのゼロカット
最低入金額	5000円(2万円から手数料無料)	5000円(2万円から手数料無料)
必要書類	【代表者】本人確認書類,現住所確認書類 法人確認書類,株主名簿,法人住所確認書類,取締役決定書(取締役2名以上の場合)	本人確認書類,現住所確認書類

参照：Axiory 法人口座について

Axioryの法人口座は個人口座と比べてレバレッジやスプレッドなど、特に変わりはないです。

入金額も個人口座と同じなので、法人口座としては使いやすいのが特徴です。

以前は法人口座を作ると「特別スプレッド」や「専門コンシェルジュが付く」などのメリットがありましたが、確認したところ、今はそのようなサービスはないようです。

ただ、次で紹介する税金対策にはなるので、専業トレーダーの人は法人化をすると税金的なメリットはあります。

▸Axiory公式 法人口座について

Axioryの法人口座を作るメリット

Axioryで法人口座を作ることで、以下のようなメリットがあります。

税金が安くなる

Axioryを含む海外FXでは法人化することで税金が安くなります。

参照：国税庁 No.2260 所得税の税率、国税庁 No.5759　法人税の税率

法人の方が税率が高くならず、個人は最大55%の税金がかかりますが、法人は最大で33.2%の税率となります。

所得が低いと法人の方が税金が高くなりますが、年間の所得が900万円～1,000万円くらいになると法人化する方がおすすめです。

経費で計上できるものが増える

法人化することで、個人よりも経費にできるものが増えます。

車は会社名義に変更することで100%経費にすることができます。

家も会社名義に変更すれば、按分(仕事部屋の面積割合や、1日あたりの仕事の割合)で経費申請することが可能です。

役員報酬も経費になるので、個人会社にして奥さんや家族にも役員報酬を支払うことで、税金を抑えることもできます。

給料に対しては税金がかかりますが、会社員は「給与所得控除」があるため、個人よりも税金が減ってきます。

出張手当も経費にできるので、遠方でのFXセミナーや勉強会などの参加も、経費に上乗せして出張費として経費を計上可能になります。

損益通算・損失繰越が可能になる

個人では損益通算と損失繰越ができませんが、法人化することで可能になります。

損益通算

損益通算は、個人の場合は国内FXと海外FXは所得の種類が違うため、損益通算（損失と利益を相殺すること）ができず、税金が高くなります。

しかし法人化することで損益通算が可能になります。

参照：国税庁 No.2250 損益通算

損失繰越

個人トレーダーの場合は基本的に海外FXは「雑所得」になってしまうため、損失繰越ができません。

しかし法人化することで最大10年の損失繰越が可能になります。

損失繰越ができると、赤字の年があれば、翌年などの黒字の時に、赤字分を引いて計算することができるので、税金を抑えることが可能です。

FXは損失が出ることもあるので、損失繰越ができることで、税金をかなり抑えることができます。

法人口座に必要な書類

法人口座の開設する時は、代表者の本人確認書類、住所確認書類だけでなく、法人確認書類、法人住所確認書類が必要になります。

株式を発行している場合は株式名簿、取締役が2名以上いる場合は取締役決定書が必要になります。

以下に詳しく書類を紹介して行きます。

参照：Axiory 法人口座について

本人確認書類（代表者）

代表者の本人確認書類は、個人口座を作る時と同じです。

写真付きの書類が必要になるため、保険証などは本人確認書類になりません。

現住所確認書類（代表者）

現住所確認書類は、「住所が確認できる」「日付」が入っている公共の支払い明細であれば何でも大丈夫です。

ガスの明細などは、住所が最後まで書いていないことがあるので、住所が最後まで書いてある書類を選びましょう。

法人確認書類

法人の確認書類は、日本法人の場合は「登記簿謄本」のコピーか「設立定款」のコピーが必要です。

登記簿謄本は法務局で取得できますが、オンラインで郵送依頼も可能です。

参照：法務局 オンライン手続きについて

株主名簿（株式を発行している場合）

株式を発行している場合で「取締役員以外に、株保有率20%以上の株主がいる」場合は、株主の本人確認書と住所確認書が必要になります。

法人住所確認書類

取締役様宛の現住所確認書類とは別に、第三者が6ヶ月以内に発行した法人様宛の現住所が記載された書類の提出が必要です。

※書類の四隅すべてが写っていることを確認してから、アップロードしてください。
※書類には必ず会社名が記載されている必要があります。

法人の住所確認書は、個人の住所確認書と同じように、住所と日付が掲載している書類を提出しましょう。

取締役決定書（取締役が2名以上の場合）

▸取締役決定書をダウンロードする

取締役が2名以上いる場合は、取締役決定書の提出が必要になります。

取締役のサインが必要なため、↑からダウンロードして提出しましょう。

英語なので、記入例を参考にしてください。

参照：取締役決定書の記入例

法人口座の開設方法

ではAxioryで法人口座を開設する方法を紹介して行きます。

法人口座開設フォームをクリックしてフォームに入力して行きましょう。

基本情報の登録

会社情報

会社情報やウェブサイト情報、売上などを入力して行きます。

株式会社は「Co., Ltd.」や「Inc.」ですが、有限会社や合同会社は「LLC」と入力しましょう。

 
連絡先情報

続いて会社での立場、連絡先を入力して行きます。

電話番号やFAX、メールアドレスは会社の情報を入力します。

役職は以下の表を参考にしてください。

役職一覧

 
本店所在地

会社の本社情報を入力しましょう。

取締役様情報ご登録

取締役1人ずつの個人情報を入力して行きます。

生年月日や住所、電話番号も必要になってきます。

財務状況/それぞれの商品への投資経験

取引計画

取引計画は項目に沿って入力して行きます。

「弊社での投資の資金源：勤労所得」「御社は、弊社でのお取引に～：いいえ」を選択しましょう。

 
お取引経験

取引経験や売上、投資予定金額、ポートフォリオを持っているか？などを入力します。

「million USD = 100万ドル（約1億点）」を指すので、「バランスシートの合計」「純売上」「投資予定金額」は未満を選択する人が多いでしょう。

ポートフォリオは「金融商品の組み合わせ」なので、「具体的な銘柄を何ロット」などが決まっている人は「はい」を選択します。

FATCAに関するご質問

コンプライアンス

ここは必ず「いいえ」を選択しましょう。

アメリカに納税義務を持っていると、口座開設はできなくなります。

必要書類

必要書類はあとで提出することもできます。

もし準備できている場合は、今提出しても良いでしょう。

 
取締役様 ご本人様確認書類

取締役の本人確認書類です。

 
現住所確認書類

続いて、現住所確認書類を提出します。

 
法人必要書類

法人の必要書類を提出して行きます。

 
グループ構成書類

グループ構成「組織図」の情報を提出してください。

英語の書類はないと思うので、作成するか、後で再提出しましょう。

リアル口座詳細

最後にリアル口座の詳細（取引プラットフォーム、レバレッジ、希望の通貨）を選択して終了になります。

書類がたくさん必要になるので、そろっていないものは後から提出するようにしましょう。

まとめ

Axioryの法人口座の特徴・メリットや口座開設の方法を紹介して来ました。

法人口座は個人口座と比べて提出する書類が多く面倒ですが、他の海外FX業者と比べると、まだ開設しやすい方です。

（他の海外FX業者は、法人口座の書類がすべて英語の場合が多いです）

手続きは1回だけなので、ぜひ税金的にメリットのある法人口座を作って行きましょう。

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