ブレイクスキャルシステムのEA検証結果

ゲムゲム

今回はブレイクスキャルシステムを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「ブレイクスキャルシステム」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

ブレイクスキャルシステムはスイング・デイトレEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年6月30日

過去16年
2007.1~2024.6
リリース後
2015.1~2024.6
USDJPY -557,434円 -145,519円
GBPUSD -999,733円 -852,083円
EURUSD -1,000,193円 -101,360円

※0.1ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

過去16年、リリース後ともに大きなマイナス結果となりました。

スプレッドが広いと大きなマイナスになるため、スプレッドが狭い業者を使う必要がありそうです。

では、ブレイクスキャルシステムを詳しく見て行きましょう。

ブレイクスキャルシステムの詳細を確認するブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。 | GogoJungle

ブレイクスキャルシステムの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スキャルピング EURUSD/USDJPY/GBPUSD 15M
最大ポジション リリース日 価格
2 2015年01月07日 25,800円

ブレイクスキャルシステムは、ブレイクアウトを利用したEAとなります。

対応通貨ペアは、販売ページにはEURUSD/USDJPY/GBPUSDの3つが書かれています。

基本的には平均スプレッドが1pips以内の通貨ペアであれば優位性を確認でき、特にこのEAと相性のいい通貨ペアは「ユーロドル」>「ドル円」>その他ペアです、とのことです。

取引量が多く指標発表で価格が一方向に動きやすいペアと相性が良いようです。

注意点

推奨ペアの平均スプレッドが1pips程度で、時間帯でスプレッド差の大きくない業者を利用することを推奨いたします(特殊な命令等は用いていませんので、基本的にどの業者でも動作可能だと思います)。

販売ページの推奨業者として、上記のようにスプレッドが狭めの業者が推奨されています。

GogoJungleでの公開成績

収益 268,509円 収益率(全期間) 143.60%
プロフィットファクター 1.40 勝率 92.39% (2621/2837)
初期ロット数 0.1ロット 最大ポジション数 2
リスクリターン率 9.27 最大ドローダウン 8.14% (28,980円)
平均利益 357円 最大利益 9,940円
平均損失 -3,089円 最大損失 -6,520円

ブレイクスキャルシステムは公開成績を見ると、リリースしてから8年ほどになり、USDJPYだけの成績のようですが最近は成績が伸びています。

月次分析(月間の損益)




月次分析を見ると、プラスの月が多いです。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に100回前後となります。

しがないあらさーさんの他のEA

しがないあらさーさんはブレイクスキャルシステム以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
EURUSD 1.68pips 0.38pips 1.30pips
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips
GBPUSD 2.27pips 1.11pips 1.16pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(XMよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

USDJPY

過去16年 リリース後
収益 -557,434円 -145,519円
収益率 -55.8% -14.6%
勝率 73.27% 74.61%
PF 0.72 0.83
最大ドローダウン 561,954円(56.15%) 152,639円(15.17%)
リスクリターン率 -0.99 -0.95
平均利益 345円 334円
最大利益 1,690円 1,670円
平均損失 -1,314円 -1,181円
最大損失 -7,350円 -6,880円

USDJPYは過去16年とリリース後ともに大きくマイナスとなりました。

想定しているスプレッドがかなり狭いのかもしれません。

年次・月次の成績

2007年からほとんどの年でマイナスとなりました。

EURUSD

過去16年 リリース後
収益 -1,000,193円 -101,360円
収益率 -100.1% -10.2%
勝率 64.78% 76.84%
PF 0.45 0.90
最大ドローダウン 1,006,127円(100.02%) 176,199円(16.69%)
リスクリターン率 -0.99 -0.58
平均利益 532円 499円
最大利益 2,312円 2,264円
平均損失 -2,182円 -1,838円
最大損失 -9,250円 -11,132円

EURUSDは過去16年はロスカットとなり、リリース後もマイナス結果となりました。

年次・月次の成績


EURUSDは4年ほどでロスカットとなっています。

GBPUSD

過去16年 リリース後
収益 -999,733円 -852,083円
収益率 -100.0% -85.3%
勝率 68.30% 73.55%
PF 0.53 0.65
最大ドローダウン 1,023,374円(99.97%) 862,521円(85.76%)
リスクリターン率 -0.98 -0.99
平均利益 705円 564円
最大利益 3,578円 4,512円
平均損失 -2,860円 -2,404円
最大損失 -12,512円 -13,383円

GBPUSDは過去16年がロスカット、リリース後も大きくマイナスとなりました。

年次・月次の成績

GBPUSDも2007年から約4年でロスカットになっています。

まとめ

過去16年
2007.1~2024.6
リリース後
2015.1~2024.6
USDJPY -557,434円 -145,519円
GBPUSD -999,733円 -852,083円
EURUSD -1,000,193円 -101,360円

※0.1ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

ゲムゲム

ブレイクスキャルシステムの成績は、大きくマイナス結果となりました。

ブレイクスキャルシステムのバックテストをしましたが、全体的にマイナス結果となりました。

基準のスプレッドだとマイナス赤字になってしまうため、利用する際はスプレッドが狭い業者を使いましょう。

ぜひ参考にしてください。

ブレイクスキャルシステムの詳細を確認するブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。 | GogoJungle

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