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FXGTの法人口座の開設手順や必要書類、口座開設にかかる時間について紹介していきます。
実際にFXGTで法人口座を開設してみましたので、ぜひ参考にしてください。
FXGTの法人口座について
FXGTの法人口座は個人口座と同じ口座タイプとなり、法人としての特典は特にありません。
提出書類はかなり多いので、事前に準備しておきましょう。
口座タイプは個人と同じ5種類
スタンダード+ | ミニ | CryptoMax | プロ | ECN | |
---|---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 無し | 無し |
入金ボーナス | 130万円 | 130万円 | 130万円 | 無し | 無し |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 | 1000倍 |
スプレッド | 2.6pips | 2.1pips | – | 1.1pips | 1.34pips(0.74) |
手数料 | – | – | – | – | 1ロット6㌦ |
ロスカット | 20% | 20% | 40% | 20% | 40% |
ゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット |
1ロット | 10万通貨 | 1000通貨 | 仮想通貨のみ | 10万通貨 | 10万通貨 |
FXGTの法人口座は個人口座と同じ5種類となります。
ボーナスも受け取ることができるので、個人口座でボーナスを使ってしまった場合でも、法人口座で再度利用することが可能です。
法人口座として、特別な特典などはありません。
提出書類は登記簿謄本や定款など9種類
法人口座に必要な書類 | ||
---|---|---|
銀行取引明細 | 公共料金明細 | 住所証明書 |
履歴事項全部証明書 | 定款 | 役員証明書 |
株主証明書 | 最終受益者申告書 | 取締役会決議書 |
※最終受益者申告書と取締役会決議書はダウンロード・記入して提出します
法人口座に必要な書類は9種類となり、最終受益者申告書と取締役会決議書の2種類は、ダウンロードしたものに記入をして提出します。
役員証明書と株主証明書は自身で作成する必要があるので、テンプレートを配布しているサイトなどからダウンロードして使いましょう。
FXGTの法人口座を作るメリット
FXGTで法人口座を作ることで、以下のようなメリットがあります。
税金が安くなる
FXGTを含む海外FXでは法人化することで税金が安くなります。
個人 | 法人 | |
---|---|---|
国税 | 所得税:5~45% | 法人税:15~23.2% 地方法人税:2~2.4% |
地方税 | 住民税:10% | 法人事業税:3.5~7% 法人住民税:1.3~1.6% |
合計 | 15%~55% | 21.8%~33.2% |
参照:国税庁 No.2260 所得税の税率、国税庁 No.5759 法人税の税率
法人の方が税率が高くならず、個人は最大55%の税金がかかりますが、法人は最大で33.2%の税率となります。
所得が低いと法人の方が税金が高くなりますが、年間の所得が900万円~1,000万円くらいになると法人化する方がおすすめです。
経費で計上できるものが増える
法人化することで、個人よりも経費にできるものが増えます。
車は会社名義に変更することで100%経費にすることができます。
家も会社名義に変更すれば、按分(仕事部屋の面積割合や、1日あたりの仕事の割合)で経費申請することが可能です。
役員報酬も経費になるので、個人会社にして奥さんや家族にも役員報酬を支払うことで、税金を抑えることもできます。
給料に対しては税金がかかりますが、会社員は「給与所得控除」があるため、個人よりも税金が減ってきます。
出張手当も経費にできるので、遠方でのFXセミナーや勉強会などの参加も、経費に上乗せして出張費として経費を計上可能になります。
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社会保険に加入できれば将来の年金も増えるので、かなりお得です。
損益通算・損失繰越が可能になる
個人では損益通算と損失繰越ができませんが、法人化することで可能になります。
損益通算
損益通算は、個人の場合は国内FXと海外FXは所得の種類が違うため、損益通算(損失と利益を相殺すること)ができず、税金が高くなります。
しかし法人化することで損益通算が可能になります。
損失繰越
個人トレーダーの場合は基本的に海外FXは「雑所得」になってしまうため、損失繰越ができません。
しかし法人化することで最大10年の損失繰越が可能になります。
損失繰越ができると、赤字の年があれば、翌年などの黒字の時に、赤字分を引いて計算することができるので、税金を抑えることが可能です。
FXは損失が出ることもあるので、損失繰越ができることで、税金をかなり抑えることができます。
FXGTの口座開設方法
ここからは実際にFXGTの法人口座を作ってみましたので、手順を紹介していきます。
トップページからアカウント開設
まずはFXGTのトップページから「アカウントを開設する」をクリックします。
法人を選択して会社名とメール・パスワードを入力
「法人」を選択し、会社名(英語)、メールアドレス、パスワード、電話番号を入力します。
メールアドレスはフリーメールでも大丈夫なので、連絡が付きやすいメールにしておくと良いでしょう。
電話はスマホでも大丈夫です。
メールアドレスを確認して認証
FXGTから認証メールが来るので、登録したメールを確認して、認証ボタンをクリックしましょう。
利用規約の確認
利用規約(英語)を確認して「続ける」をクリックします。
念のため、規約はコピーして保存しておきましょう。
書類の提出
FXGTの会員ページに移動するので、必要書類を提出していきます。
アカウントステータスをクリック
FXGTの会員ページ左上にある「アカウントステータス:未認証」をクリックします。
アカウント認証ページへ
必要書類が無い状態でも入金や取引は可能ですが、出金はできない状態となっています。
「アカウント認証ページへ」をクリックしましょう。
企業情報
- 企業名:ABC Co., Ltd. など
- 企業登録番号:法人番号を入力
企業情報では会社の書類を提出します。
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)と銀行明細または公共料金明細をアップします。
その他の書類は以下で説明します。
役員証明書
役員証明書は「この会社にこの役員がいることを証明するもの」になり、会社がこの役員の所在を証明する書類になります。
ネット検索で「在籍証明 テンプレート」などと検索するとテンプレートが出てくるので、少し変更して使うと良いでしょう。
株主証明書
株主証明書は株主名簿となり、これもテンプレートを使って簡単に作ることができます。
最終受益者申告書
最終受益者申告書(CERTIFICATION OF BENEFICIAL OWNERS)はダウンロードをして記入をする必要があるので説明していきます。
1ページ目
1ページ目は「No」の方にチェックを入れましょう。
2ページ目
2ページ目は代表者の氏名や役職、生年月日などを入力していきます。
パスポートの番号も記入する必要があるので、確認しておきましょう。
3ページ目
3ページ目も代表者の氏名や役職、生年月日等の記入が必要になり、最後にサインと役職、今日の日付が必要になります。
定款を空いている箇所にアップする
あと、企業情報の箇所に記載は無いですが、定款の提出が必要になるので、空いている箇所に定款をアップロードしましょう。
代表者情報
- 氏名:代表者の氏名(ローマ字)
- 市区町村以下:(例)Akasaka 1-1-11-508,Minato-Ku
- 都道府県:(例)Tokyo
- 郵便番号:(例)107-0052
代表者の氏名や住所、身分証明と住所証明をアップロードします。
取締役会決議書の提出も必要になるので以下で具体的に説明します。
取締役会決議書
1ページ目
取締役会決議書はダウンロードをして、1ページ目は会社名(英語)と今日の日付を記入します。
2ページ目
2ページ目は役員全員の署名と、名前が必要になります。
合計で3つの氏名を記入する形になります。
法人口座開設の完了
これで書類の不備がなければ法人口座開設の完了です。
私が法人口座を作った時は、書類の不備に対して連絡がなく、コチラからサポートに連絡をしていました。
開設まで約2週間かかったので、時間には余裕を持って手続きするようにしてください。
まとめ
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FXGTの法人口座開設手順について紹介して来ました。
提出書類がかなり多く、書類の再提出になることもあるので、かなりの時間がかかります。
役員証明書や株主証明書など、自身で作成する書類もあるので、テンプレートサイトからダウンロードして使うようにしましょう。