ゲムゲム
一部の海外FX業者で法人口座を作る際、LEI(Legal Entity Identifier)という取引主体識別コードが必要になります。
今回は実際にLEIを申請してみたので、手続き方法などを紹介していきます。
このページの目次
日本のLEIは日本取引所グループ(JPX)で取得できる
一部の海外FX業者で法人口座を作る際に必要となり、日本ではJPX(日本取引所グループ)で申請をすることができます。
日本の法人がLEIを取得するにはJPX-LEIのサイトから申請が必要となります。
申請書以外に登記簿謄本が必要
LEIの申請には申請書以外に登記簿謄本(データ)が必要になります。
事前に法務局に行くか取り寄せるなどして、準備しておきましょう。
LEIの申請方法
ここからはLEIの申請方法について画像付きで解説します。
アカウント登録
まずはJPX-LEIのサイトからアカウント登録をします。
アカウント情報の入力
- 担当者名:担当者の名前
- 電話番号:会社の番号でも携帯でもOK
- メールアドレス:会社のアドレスでも個人のアドレスでもOK
- ユーザーID:8文字以上
- パスワード:12文字以上で大文字、小文字、数字が必要
アカウント情報を入力しましょう。
電話番号やメールアドレスは会社の情報でも、個人の情報でもどちらでも良いです。
指定申請書のダウンロード
続いてJPX-LEI指定申請(新規)のページから指定申請書をダウンロードします。
ワードファイルでのダウンロードとなります。
申請書は押印をしてzipファイルで保存
申請書はワードファイルでダウンロードされるので、必要事項をパソコンで入力して印刷をします。
それに押印をしてスキャンしましょう。
データはzipファイルでアップする必要があるので、登記簿謄本とともに圧縮ファイルに入れておきます。
JPX-LEI指定申請
JPX-LEI指定申請のページから新規登録をしましょう。
公開情報
会社の情報を入力していきます。
入力マスをクリックすると、必要な書き方がポップアップで表示されるので、指示に従って入力していきます。
赤色の*マークの箇所が必須になっているので、赤色の*マークの箇所を中心に入力していきましょう。
提出書類のアップロード
先ほど入力+押印をした申請書をアップロードします。
ファイルがzipファイルのみとなっているので、申請書と登記簿謄本を圧縮してzipファイルとしてアップロードしましょう。
これで申請は完了です。審査結果を待ちます。
不備があれば差し戻される
申請内容に不備があると、JPX-LEIから差し戻しの連絡が来ます。
住所は完全一致していないといけないので、漢数字や”号”など気を付けましょう。
修正内容はLEIから指摘があるので、指摘通りに修正すればOKです。
登録の完了
LEIから登録されるとメールが来ます。
最後の修正から約1週間ほどかかりました。
これで、JPX-LEIの完了で、JPX-LEI検索画面から、自身の法人情報を検索してみましょう。
まとめ
ゲムゲム
海外FX業者で法人番号を作るために必要なLEI(Legal Entity Identifier)の登録方法について紹介して来ました。
今のところLEIが必要なのはIC Marketsのみですが、今後は増えてくるかもしれません。
ぜひ参考にしてください。