オセアニアブラザーズのEA検証結果

ゲムゲム

今回はオセアニアブラザーズを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「オセアニアブラザーズ」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

オセアニアブラザーズはAUDNZD専用のリピート系EAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年12月31日

過去18年
2007.1~2024.12
リリース後
2020.9~2024.12
収益 -999,170円 +61,828円
収益率 -100.0% +6.1%
勝率 93.88% 87.19%
PF 0.42 1.41
最大ドローダウン 1,390,088円(99.94%) 177,307円(16.83%)
リスクリターン率 -0.72 0.35
平均利益 352円 187円
最大利益 1,479円 555円
平均損失 -12,853円 -904円
最大損失 -49,232円 -7,152円

※単利、0.01ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

なお、証拠金50万円で検証したところ、過去18年はロスカットとなりましたので、証拠金100万円にあげて検証しています。

結果は過去18年はロスカット、リリース後はプラスとなりました。
では、 オセアニアブラザーズを詳しく見て行きましょう。

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オセアニアブラザーズの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
リピート系 AUDNZD 1M
最大ポジション リリース日 価格
43 2020年9月28日 29,800円

オセアニアブラザーズはAUDNZD専用で、保有ポジションは43とあります。(変更可能)

豪ドル/NZドルの回帰性を頼みに稼働するリピート系EAということですが、公開成績はどうでしょうか。

GogoJungleでの公開成績

収益 1,483,880円 収益率(全期間) 51.95%
プロフィットファクター 9.70 勝率 99.71% (1039/1042)
初期ロット数 0.07ロット 最大ポジション数 34
リスクリターン率 1.66 最大ドローダウン 26.11% (892,959円)
平均利益 1,658円 最大利益 4,727円
平均損失 -59,183円 最大損失 -59,229円

オセアニアブラザーズは公開成績を見ると、リリースから利益を積み重ねていますが、一度大きな損切があります。

月次分析(月間の損益)




月次分析を見ると、トラリピのため基本プラスとなりますが、2022年9月に1849pipsの損切りとなっています。

月間の取引回数

月間の取引回数は平均20回ほどです。

ハチワレさんの他のEA

ハチワレさんがリリースしているのは、「オセアニアブラザーズ」のみのようです。

オセアニアブラザーズのパラメータ設定

オセアニアブラザーズは、パラメータ設定で細かく調整ができます。

検証では、単利(複利設定:False)、ロットを0.01でテストしました。売り買い両方に設定が必要なのと、デフォルトの設定で複利ONにすると2007年から検証の場合は、あっという間にロスカットとなってしまいましたので、設定には気をつけてください。

2007年1月~のバックテスト結果

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ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
AUDNZD 2.32pips 2.29pips 0.03pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 -999,170円 収益率(全期間) -100.0%
初期証拠金 1,000,000円 勝率 93.88%
プロフィットファクター 0.42 最大保有ポジション 43(設定で変更可)
最大ドローダウン 1,390,088円(99.94%) リスクリターン率 -0.72
平均利益 352円 最大利益 1,479円
平均損失 -12,853円 最大損失 -49,232円

オセアニアブラザーズは過去18年ではロスカットになりました。

成績の推移とドローダウン


補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • 年次・月次の成績・損益グラフ


    年次成績を見てみると、2010年でロスカットになりました。

    リリース後のバックテスト結果

    オセアニアブラザーズのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +61,828円 収益率(全期間) +6.1%
    初期証拠金 1,000,000円 勝率 87.19%
    プロフィットファクター 1.41 最大保有ポジション 43(設定で変更可)
    最大ドローダウン 177,307円(16.83%) リスクリターン率 0.35
    平均利益 187円 最大利益 555円
    平均損失 -904円 最大損失 -7,152円

    リリース後の成績は、途中含み損が多くなっていましたが、成績はプラスになっています。

    まとめ

    過去18年
    2007.1~2024.12
    リリース後
    2020.9~2024.12
    収益 -999,170円 +61,828円
    収益率 -100.0% +6.1%
    勝率 93.88% 87.19%
    PF 0.42 1.41
    最大ドローダウン 1,390,088円(99.94%) 177,307円(16.83%)
    リスクリターン率 -0.72 0.35
    平均利益 352円 187円
    最大利益 1,479円 555円
    平均損失 -12,853円 -904円
    最大損失 -49,232円 -7,152円

    ※単利、0.01ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

    ゲムゲム

    オセアニアブラザーズは過去18年はロスカット、リリース後はプラスでした。

    GogoJungleの オセアニアブラザーズのバックテストをしてきました。

    ぜひ参考にしてください。

    オセアニアブラザーズの詳細を確認する複利×リピート=爆益!PF200超え!予想するものを「相場の動くレンジ」にすることで予想的中率を跳ね上げ、時間がかかるというリピート系FXの欠点を複利で補います。 | GogoJungle

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