BeeOne_USDJPYのEA検証結果

ゲムゲム

今回はBeeOne_USDJPYを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleとEA-BANKで提供されているEA「BeeOne_USDJPY」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

BeeOne_USDJPYはドル円のスキャルピングEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年6月30日

過去16年
2007.1~2024.6
リリース後
2018.4~2024.6
収益 +839,110円 +304,491円
収益率 +167.8% +60.8%
勝率 68.24% 65.50%
PF 1.46 1.36
最大ドローダウン 102,525円(10.42%) 81,500円(9.24%)
リスクリターン率 8.18 3.74
平均利益 916円 882円
最大利益 4,270円 4,190円
平均損失 -1,353円 -1,234円
最大損失 -11,703円 -10,080円

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、長期16年、リリース後ともにプラスでした。

では、BeeOne_USDJPYを詳しく見て行きましょう。

BeeOne_USDJPYの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スキャルピング USDJPY 5M
最大ポジション リリース日 価格
3 2016年4月14日 35,000円

BeeOne_USDJPYはドル円のスキャルピングEAです。

最大ポジション数は3つです。

GogoJungleでの公開成績

収益 283,686円 収益率(全期間) 54.40%
プロフィットファクター 1.16 勝率 72.02% (2468/3427)
初期ロット数 0.1 最大ポジション数 3
リスクリターン率 1.7 最大ドローダウン 18.19% (166,479円)
平均利益 868円 最大利益 10,110円
平均損失 -1,919円 最大損失 -15,340円

BeeOne_USDJPYは公開成績を見ると、順調に利益を上げていますが、直近は少し伸び悩んでいます。

月次分析(月間の損益)


月次分析を見ると、2024年はプラスとなり、2023年は負けの方が多くなっています。

2022年は6月に大きな負けがありました。

月間の取引回数


月間の取引回数は1ヶ月に30回前後です。

Beeさんの他のEA

BeeさんはBeeOne_USDJPY以外にもEAをリリースしています。

BeeOne_USDJPYの設定

BeeOne_USDJPYのロット数の設定は、Long(買い)とShort(売り)で別々に設定する必要があります。

検証では、どちらも「0.1」ロットで検証しました。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

基準値 TDS 補正値
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +839,110円 収益率(全期間) +167.8%
初期証拠金 500,000円 勝率 68.24%
プロフィットファクター 1.46 最大保有ポジション 3
最大ドローダウン 102,525円(10.42%) リスクリターン率 8.18
平均利益 916円 最大利益 4,270円
平均損失 -1,353円 最大損失 -11,703円

BeeOne_USDJPYは過去16年で+83.9万円の収益でした。

全体的に安定しています。

成績の推移とドローダウン


補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • BeeOne_USDJPYをQuantAnalyzerで見てみると、少し停滞している時期もありますが、全体的に右肩上がりで推移しています。

    直近はドローダウンしています。

    年次・月次の成績・損益グラフ

    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

    2011年、2024年はマイナスで、それ以外はプラス成績となりました。

    直近の月次損益グラフ

    2024年

    2024年は今のところマイナス成績となっています。

    2023年

    2023年はマイナスの月もありますがプラスの月の利益が多く、トータルでプラスになっています。

    2022年

    2022年もトータルでプラスです。

    2021年

    2021年はマイナスの月も多いですが、トータルでプラスとなっています。

    2020年

    2020年もマイナスの月がありますが、年間ではプラスになっています。

    リリース後のバックテスト結果

    BeeOne_USDJPYのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +304,491円 収益率(全期間) +60.8%
    初期証拠金 500,000円 勝率 65.50%
    プロフィットファクター 1.36 最大保有ポジション 3
    最大ドローダウン 81,500円(9.24%) リスクリターン率 3.74
    平均利益 882円 最大利益 4,190円
    平均損失 -1,234円 最大損失 -10,080円

    2016年4月14日のリリース日以降のバックテスト結果は、+30.4万円で全体的には右肩上がりですが、直近は少しドローダウンしています。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2024.6
    リリース後
    2018.4~2024.6
    収益 +839,110円 +304,491円
    収益率 +167.8% +60.8%
    勝率 68.24% 65.50%
    PF 1.46 1.36
    最大ドローダウン 102,525円(10.42%) 81,500円(9.24%)
    リスクリターン率 8.18 3.74
    平均利益 916円 882円
    最大利益 4,270円 4,190円
    平均損失 -1,353円 -1,234円
    最大損失 -11,703円 -10,080円

    ※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    BeeOne_USDJPYは比較的安定して利益をあげていました。

    GogoJungleのBeeOne_USDJPYのバックテストをしてきました。過去16年、リリース後ともにプラスでした。

    ぜひ参考にしてください。

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