ブレイクスキャルシステムのEA検証結果

ゲムゲム

今回はブレイクスキャルシステムを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「ブレイクスキャルシステム」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

ブレイクスキャルシステムはスイング・デイトレEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年12月31日

過去18年
2007.1~2024.12
リリース後
2015.1~2024.12
USDJPY -556,186円 -158,153円
GBPUSD -999,653円 -879,629円
EURUSD -999,959円 -149,736円

※0.1ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

過去18年、リリース後ともに大きなマイナス結果となりました。

スプレッドが広いと大きなマイナスになるため、スプレッドが狭い業者を使う必要がありそうです。

では、ブレイクスキャルシステムを詳しく見て行きましょう。

ブレイクスキャルシステムの詳細を確認するブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。 | GogoJungle

ブレイクスキャルシステムの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スキャルピング EURUSD/USDJPY/GBPUSD 15M
最大ポジション リリース日 価格
2 2015年01月07日 25,800円

ブレイクスキャルシステムは、ブレイクアウトを利用したEAとなります。

対応通貨ペアは、販売ページにはEURUSD/USDJPY/GBPUSDの3つが書かれています。

基本的には平均スプレッドが1pips以内の通貨ペアであれば優位性を確認でき、特にこのEAと相性のいい通貨ペアは「ユーロドル」>「ドル円」>その他ペアです、とのことです。

取引量が多く指標発表で価格が一方向に動きやすいペアと相性が良いようです。

注意点

推奨ペアの平均スプレッドが1pips程度で、時間帯でスプレッド差の大きくない業者を利用することを推奨いたします(特殊な命令等は用いていませんので、基本的にどの業者でも動作可能だと思います)。

販売ページの推奨業者として、上記のようにスプレッドが狭めの業者が推奨されています。

GogoJungleでの公開成績

収益 327,614円 収益率(全期間) 178.85%
プロフィットファクター 1.44 勝率 92.65% (2938/3171)
初期ロット数 0.1ロット 最大ポジション数 2
リスクリターン率 11.3 最大ドローダウン 8.23% (28,980円)
平均利益 364円 最大利益 9,940円
平均損失 -3,187円 最大損失 -6,520円

ブレイクスキャルシステムは公開成績を見ると、リリースしてから8年ほどになり、USDJPYだけの成績のようですが最近は成績が伸びています。

月次分析(月間の損益)




月次分析を見ると、プラスの月が多いです。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に100回前後となります。

しがないあらさーさんの他のEA

しがないあらさーさんはブレイクスキャルシステム以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
EURUSD 1.68pips 0.38pips 1.30pips
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips
GBPUSD 2.27pips 1.11pips 1.16pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(XMよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

USDJPY

過去18年 リリース後
収益 -556,186円 -158,153円
収益率 -55.7% -15.9%
勝率 73.44% 74.72%
PF 0.73 0.84
最大ドローダウン 564,254円(56.38%) 169,677円(16.86%)
リスクリターン率 -0.99 -0.93
平均利益 344円 332円
最大利益 1,700円 1,670円
平均損失 -1,302円 -1,176円
最大損失 -7,350円 -6,880円

USDJPYは過去18年とリリース後ともに大きくマイナスとなりました。

想定しているスプレッドがかなり狭いのかもしれません。

年次・月次の成績

2007年からほとんどの年でマイナスとなりました。

EURUSD

過去18年 リリース後
収益 -999,959円 -149,736円
収益率 -100.0% -15.0%
勝率 64.73% 76.44%
PF 0.45 0.86
最大ドローダウン 1,005,872円(100.00%) 208,220円(19.73%)
リスクリターン率 -0.99 -0.72
平均利益 529円 497円
最大利益 2,302円 2,255円
平均損失 -2,164円 -1,868円
最大損失 -9,211円 -11,083円

EURUSDは過去18年はロスカットとなり、リリース後もマイナス結果となりました。

年次・月次の成績


EURUSDは4年ほどでロスカットとなっています。

GBPUSD

過去18年 リリース後
収益 -999,653円 -879,629円
収益率 -100.0% -88.0%
勝率 68.44% 73.50%
PF 0.53 0.65
最大ドローダウン 1,023,199円(99.97%) 887,161円(88.21%)
リスクリターン率 -0.98 -0.99
平均利益 702円 555円
最大利益 3,564円 4,494円
平均損失 -2,851円 -2,371円
最大損失 -12,461円 -13,331円

GBPUSDは過去18年がロスカット、リリース後も大きくマイナスとなりました。

年次・月次の成績


GBPUSDも2007年から約4年でロスカットになっています。

まとめ

過去18年
2007.1~2024.12
リリース後
2015.1~2024.12
USDJPY -556,186円 -158,153円
GBPUSD -999,653円 -879,629円
EURUSD -999,959円 -149,736円

※0.1ロット運用、証拠金100万円で検証しました。

ゲムゲム

ブレイクスキャルシステムの成績は、大きくマイナス結果となりました。

ブレイクスキャルシステムのバックテストをしましたが、全体的にマイナス結果となりました。

基準のスプレッドだとマイナス赤字になってしまうため、利用する際はスプレッドが狭い業者を使いましょう。

ぜひ参考にしてください。

ブレイクスキャルシステムの詳細を確認するブレイクアウトの瞬間を掠め取る!!ヒットアンドアウェイのスキャルシステムです。 | GogoJungle

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