Leap【飛躍】のEA検証結果

ゲムゲム

今回はLeap【飛躍】を検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「Leap【飛躍】」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

Leap【飛躍】はブレイクアウト手法のEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2023年3月31日

過去16年
2007.1~2023.3
リリース後
2020.3~2023.3
USDJPY +390,606円 +66,248円
EURJPY -315,222円 -142,010円
EURUSD -83,534円 -125,960円
GBPUSD -172,403円 -119,651円

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

USDJPYだけは過去16年、リリース後ともプラスでしたが、ほかの通貨ペアはマイナスとなっています。

では、Leap【飛躍】を詳しく見て行きましょう。

Leap【飛躍】の詳細を確認する【1ポジ運用で低リスク】3種類のブレイクアウト手法で利益3倍!通貨縛りなし! | GogoJungle

Leap【飛躍】の特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スキャルピング USDJPY/EURJPY/EURUSD/GBPUSD 15M
最大ポジション リリース日 価格
1 2020年03月16日 25,000円

Leap【飛躍】は1ポジのブレイクアウト手法のEAです。

対応通貨ペアは、全通貨対応となっていますが、基本的には、ボラティリティが高くスプレッドが狭めの通貨ペアがおすすめされています。

販売ページにはUSDJPY/EURJPY/EURUSD/GBPUSDの4通貨ペアが記載されていますので、当記事でも4通貨ペアで検証しました。

GogoJungleでの公開成績

収益 +630,671円 収益率(全期間) +19.00%
プロフィットファクター 1.27 勝率 75.31% (360/478)
初期ロット数 1ロット 最大ポジション数 4
リスクリターン率 1.96 最大ドローダウン 9.34% (322,479円)
平均利益 +8,343円 最大利益 +25,440円
平均損失 -20,048円 最大損失 -25,700円

Leap【飛躍】は公開成績を見ると、リリースしてから最初の方は停滞していますが、2022年になって成績が伸びています。公開成績は複利設定のようですので、ロットは大きめになっています。

月次分析(月間の損益)

月次分析を見ると、マイナスの月もありますが、全体的にプラスの月が多いです。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に100回前後となります。

FirstPipsさんの他のEA

FirstPips合同会社さんはLeap【飛躍】以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。

ほかのEAも検証していますので参考にしてください。

関連ページ

Leap【飛躍】の設定

fixed Lotsで指定したlotで固定されます。
fukuri 1ポジションあたりの許容証拠金損失額をRisk_fukuri_persentで設定した割合(%)になるようにロットを自動調整します。
tanri(デフォルト) 1ポジションあたりの許容証拠金損失額をRisk_tanri_yenで設定した金額(円建て口座なら円)になるようにロットを自動調整します。

マネーマネージメントモードが設定されていて、デフォルトはtanri(単利)モードになっています。検証では、fixedで固定ロット0.1ロットで行っています。

2007年~のバックテスト結果

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ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  GEMFOREX TDS 補正値
USDJPY 1.60pips 0.37pips 1.3pips
EURJPY 1.70pips 0.59pips 1.2pips
EURUSD 1.68pips 0.31pips 1.4pips
GBPUSD 2.27pips 0.74pips 1.6pips

スプレッドはGEMFOREXに合わせて補正をして検証しています。

(GEMFOREXよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

USDJPY

過去16年 リリース後
収益 +618,034円 +169,446円
収益率 +123.6% +33.8%
勝率 32.61% 26.38%
PF 1.17 1.79
最大ドローダウン 211,341円(39.46%) 41,678円(7.55%)
リスクリターン率 2.92 4.07
平均利益 4,084円 8,918円
最大利益 50,145円 31,518円
平均損失 -1,687円 -1,784円
最大損失 -2,000円 -1,990円

USDJPYは過去16年で+61万円の収益でした。1年あたり3.8万円ほどで、3通貨ペアの中では一番成績が良かったです。

年次・月次の成績


過去16年の年次成績でマイナスだったのは、2007年と2011年だけでした。

EURJPY

過去16年 リリース後
収益 -315,222円 -142,010円
収益率 -63.0% -28.4%
勝率 64.46% 60.22%
PF 0.85 0.65
最大ドローダウン 70.65%(402,142円) 32.13%(161,255円)
リスクリターン率 -0.78 -0.88
平均利益 722円 597円
最大利益 8,090円 3,720円
平均損失 -1,547円 -1,401円
最大損失 -14,692円 -10,572円

EURJPYは過去16年、リリース後共にマイナスでした。

年次・月次の成績

EURUSD

過去16年 リリース後
収益 -83,534円 -125,960円
収益率 -16.7% -25.1%
勝率 63.32% 60.65%
PF 0.97 0.78
最大ドローダウン 33.11%(196,908円) 27.91%(141,959円)
リスクリターン率 -0.42 -0.89
平均利益 930円 881円
最大利益 8,145円 5,607円
平均損失 -1,657円 -1,743円
最大損失 -14,484円 -10,328円

EURUSDも過去16年、リリース後ともにマイナスでした。

年次・月次の成績

GBPUSD

過去16年 リリース後
収益 -172,403円 -119,651円
収益率 -34.4% -23.9%
勝率 66.32% 62.83%
PF 0.94 0.78
最大ドローダウン 42.05%(234,551円) 26.14%(133,165円)
リスクリターン率 -0.74 -0.90
平均利益 979円 847円
最大利益 22,286円 5,620円
平均損失 -2,043円 -1,835円
最大損失 -22,041円 -22,267円

GBPUSDも過去16年、リリース後どちらもマイナスです。

年次・月次の成績

通貨ペア合計の損益

過去16年の成績でプラスだった通貨ペアはUSDJPYのみだけでした。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • Leap【飛躍】のUSDJPYの成績をQuantAnalyzerで見てみると、2007年~2011年が停滞しています。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2023.3
    リリース後
    2020.3~2023.3
    USDJPY +390,606円 +66,248円
    EURJPY -315,222円 -142,010円
    EURUSD -83,534円 -125,960円
    GBPUSD -172,403円 -119,651円

    ※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    Leap【飛躍】の成績は、USDJPYだけは過去16年、リリース後ともプラスでしたが、ほかの通貨ペアはマイナスとなっています。

    Leap【飛躍】のバックテストをしましたが、USDJPY以外はあまり成績はよくありませんでした。

    ぜひ参考にしてください。

    Leap【飛躍】の詳細を確認する【1ポジ運用で低リスク】3種類のブレイクアウト手法で利益3倍!通貨縛りなし! | GogoJungle

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