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ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。
GogoJungleの有料EA「Panda-C_PRO_USDJPY_M15」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。
実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。
Panda-C_PRO_USDJPY_M15は高スプレッド耐性のあるEAのようですが、成績はどうなのでしょうか。
当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。
更新日2025年9月30日
| 過去18年 2007.1~2025.9 |
リリース後 2019.8~2025.9 |
|
|---|---|---|
| 収益 | +317,504円 | +24,431円 |
| 収益率 | +63.5% | +4.8% |
| 勝率 | 82.44% | 81.80% |
| PF | 1.55 | 1.07 |
| 最大ドローダウン | 81,660円(9.42%) | 82,230円(14.22%) |
| リスクリターン率 | 3.89 | 0.30 |
| 平均利益 | 448円 | 453円 |
| 最大利益 | 1,470円 | 1,650円 |
| 平均損失 | -1,361円 | -1,911円 |
| 最大損失 | -9,850円 | -9,850円 |
※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。
バックテストの結果は、過去18年、リリース後ともプラスでした。
では、Panda-C_PRO_USDJPY_M15を詳しく見て行きましょう。
Panda-C_PRO_USDJPY_M15の詳細を確認する
このページの目次
Panda-C_PRO_USDJPY_M15の特徴

| 取引タイプ | 通貨ペア | 時間足 |
|---|---|---|
| スキャルピング | USDJPY | 15M |
| 最大ポジション | リリース日 | 価格 |
| 2 | 2019年08月30日 | 70,000円 |
Panda-C_PRO_USDJPY_M15はUSDJPY専用のデイトレードEAです。
早朝時間のエントリーも多く、複数のロジックが入ったアノマリータイプです。
最大ポジション数が3で、設定で変更可能です。
GogoJungleでの公開成績
| 収益 | 1,488,110円 | 収益率(全期間) | 93.28% |
|---|---|---|---|
| プロフィットファクター | 1.77 | 勝率 | 85.79% (912/1063) |
| 初期ロット数 | 1.0ロット | 最大ポジション数 | 2 |
| リスクリターン率 | 5.43 | 最大ドローダウン | 9.76% (274,120円) |
| 平均利益 | 3,835円 | 最大利益 | 18,100円 |
| 平均損失 | -13,116円 | 最大損失 | -76,184円 |
Panda-C_PRO_USDJPY_M15は公開成績を見ると、2019年8月30日にリリースしてから順調に利益を伸ばしています。
月次分析(月間の損益)

月次分析を見ると、2025年はトータルでマイナスになっています。

2024年はプラスが多いです。

2023年は3月に大きくマイナスになっています。

2022年は8月と11月のみマイナスでしたが、11月がかなり大きなマイナスとなっています。

2021年はプラスの月ばかりでした。
月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に4~25回と月によってバラツキがあります。
ぱんだーさんの他のEA

ぱんだーさんはPanda-C_PRO_USDJPY_M15以外にもゴゴジャンにEAをリリースしています。
Panda-C_PRO_USDJPY_M15の設定

Panda-C_PRO_USDJPY_M15はスプレッドが狭い業者推奨です。検証用に使っているXM環境では許容スプレッドが「10」では全くエントリーしませんので、設定を「20(2pips)」にして、単利設定、0.1Lotで検証しています。
全くエントリーしない場合は、許容スプレッド値の調整を行ってみてください。
| パラメーター | 初期値 | 検証での設定 |
|---|---|---|
| 許容スプレッド | 10 | 20 |
| UseMM(複利機能) | true | false(単利) |
| Lots | 0.1 | 0.1 |
2007年~のバックテスト結果
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スプレッド補正
| 基準値 | TDS | 補正値 | |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 1.60pips | 0.59pips | 1.01pips |
スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。
(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)
変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

| 収益 | +317,504円 | 収益率(全期間) | +63.5% |
|---|---|---|---|
| 初期証拠金 | 500,000円 | 勝率 | 82.44% |
| プロフィットファクター | 1.55 | 最大保有ポジション | 2 |
| 最大ドローダウン | 81,660円(9.42%) | リスクリターン率 | 3.89 |
| 平均利益 | 448円 | 最大利益 | 1,470円 |
| 平均損失 | -1,361円 | 最大損失 | -9,850円 |
Panda-C_PRO_USDJPY_M15は過去18年で+31.7万円の利益となりました。
所々、ドローダウンするところがあるので、コツコツドカンのタイプとなります。
成績の推移とドローダウン

Panda-C_PRO_USDJPY_M15をQuantAnalyzerで見てみると、直近の成績は停滞していますが、それまでは右肩あがりの成績となっています。
年次・月次の成績・損益グラフ


QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。
マイナスの年もありますが、プラスになる年の方が多いです。
取引回数はかなり少ないようです。
直近の月次損益グラフ
2025年

2025年はいまのところ、トータルでマイナスです。
2024年

2024年はトータルでプラスです。
2023年

2023年は3月に大きくマイナスになっていて、年トータルではわずかにプラスになりました。
2022年

2022年はマイナス結果となりました。
2021年

2021年は7月に大きなマイナスが出ていますが、トータルではプラスでした。
2020年

2020年も7月にマイナスがいくつかありますが、トータルではプラスです。
リリース後のバックテスト結果
Panda-C_PRO_USDJPY_M15のリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。
「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

| 収益 | +24,431円 | 収益率(全期間) | +4.8% |
|---|---|---|---|
| 初期証拠金 | 500,000円 | 勝率 | 81.80% |
| プロフィットファクター | 1.07 | 最大保有ポジション | 2 |
| 最大ドローダウン | 82,230円(14.22%) | リスクリターン率 | 0.30 |
| 平均利益 | 453円 | 最大利益 | 1,650円 |
| 平均損失 | -1,911円 | 最大損失 | -9,850円 |
2019年8月30日のリリース日以降のバックテスト結果は、成績が落ちている時期もありますが、全体的にはプラス成績となりました。
1回のドローダウンが大きいので、ロットは上げ過ぎない方が良さそうです。
まとめ
| 過去18年 2007.1~2025.9 |
リリース後 2019.8~2025.9 |
|
|---|---|---|
| 収益 | +317,504円 | +24,431円 |
| 収益率 | +63.5% | +4.8% |
| 勝率 | 82.44% | 81.80% |
| PF | 1.55 | 1.07 |
| 最大ドローダウン | 81,660円(9.42%) | 82,230円(14.22%) |
| リスクリターン率 | 3.89 | 0.30 |
| 平均利益 | 448円 | 453円 |
| 最大利益 | 1,470円 | 1,650円 |
| 平均損失 | -1,361円 | -1,911円 |
| 最大損失 | -9,850円 | -9,850円 |
※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。
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GogoJungleのPanda-C_PRO_USDJPY_M15のバックテストをしてきましたが、最大ドローダウンも小さく、まずまずの結果となりました。
コツコツドカンタイプなので、ロットの上げ過ぎには注意しましょう。


