ReTypeのEA検証結果

ゲムゲム

今回はReTypeを検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「ReType」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

ReTypeはUSDJPY専用のデイトレEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2023年6月30日

過去16年
2007.1~2023.6
リリース後
2022.8~2023.6
収益 +1,424,334円 +20,637円
収益率 +284.8% +4.1%
勝率 59.77% 54.22%
PF 1.28 1.05
最大ドローダウン 120,935円(24.11%) 61,496円(11.19%)
リスクリターン率 11.78 0.34
平均利益 1,662円 2,395円
最大利益 44,360円 10,816円
平均損失 -1,935円 -2,715円
最大損失 -10,770円 -8,770円

※単利0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、長期16年、リリース後ともに良い成績でした。

では、ReTypeを詳しく見て行きましょう。

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ReTypeの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
デイトレード USDJPY 5M
最大ポジション リリース日 価格
1 2022年08月05日 30,000円

ReTypeはUSDJPY専用のデイトレEAで、仲値の考え方にテクニカル分析を加えたEAのようです。

最大ポジションは1つのみです。

デフォルトは複利機能がON(True)、ロット数が0.01で、最低推奨証拠金は10,000円となっていますが、バックテストでは証拠金50万円、単利0.1ロットで検証しています。

GogoJungleでの公開成績

収益 +2,615,990円 収益率(全期間) +48.37%
プロフィットファクター 1.18 勝率 56.77% (218/384)
初期ロット数 0.01ロット 最大ポジション数 1
リスクリターン率 1.39 最大ドローダウン 21.34% (1,883,430円)
平均利益 68,951円 最大利益 316,944円
平均損失 -76,946円 最大損失 -318,370円

ReTypeは公開成績を見ると、後半に利益をあげてきたところに大きなドローダウンが発生しているようです。

初期設定で複利機能がONのため、ロット数が大きく平均利益や損失も大きくなっているようです。

月次分析(月間の損益)


月次分析を見ると、2023年は2月に大きなマイナスが発生しています。2022年は9月以外はプラスで、かなり利益が出ています。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に30回前後です。

れんみぃさんの他のEA

れんみぃさんはReType以外にもEAをリリースしています。

ほかにも検証していますので、参考にしてください。

関連ページ

2007年~のバックテスト結果

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ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

XM TDS 補正値
USDJPY 1.80pips 0.59pips 3.05倍

スプレッドはXMに合わせて補正をして検証しています。

(XMよりもスプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +1,424,334円 収益率(全期間) +284.8%
初期証拠金 500,000円 勝率 59.77%
プロフィットファクター 1.28 最大保有ポジション 1
最大ドローダウン 120,935円(24.11%) リスクリターン率 11.78
平均利益 1,662円 最大利益 44,360円
平均損失 -1,935円 最大損失 -10,770円

ReTypeは過去16年で142万円の収益でした。

全体的に安定した動きになっています。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • ReTypeをQuantAnalyzerで見てみると、2020年後半~2021年が少し停滞していますが全体的に右肩上がりです。

    年次・月次の成績・損益グラフ

    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

    2007年、2023年がマイナスの成績ですが、それ以外はプラスで安定しています。

    直近の月次損益グラフ

    2023年

    2023年は全体的にマイナス成績となっています。

    2022年

    2022年はマイナスの月が1月、9月とありますが、プラスの月の利益も大きいため、年トータルで収益を伸ばしています。

    2021年

    2021年も同様にマイナスの月がありますが、トータルでプラスになっています。

    2020年

    2020年は3月に大きく利益を伸ばしていて、ほかの月の損失も抑えられているのでトータルでプラスです。

    リリース後のバックテスト結果

    ReTypeのリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +20,637円 収益率(全期間) +4.1%
    初期証拠金 500,000円 勝率 54.22%
    プロフィットファクター 1.05 最大保有ポジション 1
    最大ドローダウン 61,496円(11.19%) リスクリターン率 0.34
    平均利益 2,395円 最大利益 10,816円
    平均損失 -2,715円 最大損失 -8,770円

    2022年8月5日のリリース日以降のバックテスト結果は、全体的に順調ですが、少し波はあります。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2023.6
    リリース後
    2022.8~2023.6
    収益 +1,424,334円 +20,637円
    収益率 +284.8% +4.1%
    勝率 59.77% 54.22%
    PF 1.28 1.05
    最大ドローダウン 120,935円(24.11%) 61,496円(11.19%)
    リスクリターン率 11.78 0.34
    平均利益 1,662円 2,395円
    最大利益 44,360円 10,816円
    平均損失 -1,935円 -2,715円
    最大損失 -10,770円 -8,770円

    ※単利0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    ReTypeの成績は長期・リリース後ともに良かったです。

    GogoJungleのReTypeのバックテストをしてきました。過去16年、リリース後ともにプラスでした。

    リリース後は今のところ、プラス成績となっています。

    ぜひ参考にしてください。

    ReTypeの詳細を確認するテクニカル×仲値×一枚運用×出来るだけ毎日取引×ドル円 | GogoJungle

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