Tradeviewの金融ライセンスと信託保全 顧客資金の安全性

Tradeviewのライセンスと信託保全

ゲムゲム

Tradeviewの金融ライセンスとと信託保全について見て行きます。Tradeviewでは顧客資金が守られるのでしょうか?

Tradeviewでは万が一の破綻時に顧客資金が守られるのか?補償されるのか?不安に感じている人もいると思います。

ここではTradeviewの金融ライセンスや信託保全制度から、Tradeviewの顧客に対する資金管理や安全性について見て行きます。

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Tradeviewの会社情報について

tradeviewの会社情報

会社名 Tradeview Ltd
ライセンス CIMA License No. 585163
所在地 94 Solaris Avenue. Suite 1348 Camana Bay, Grand Cayman, KY1-1108, Cayman Islands
設立年月日 2004年6月1日
社員数 36名
資本金 非開示
日本人サポート 4名
サポート対応時間 月曜午前5時~土曜6時

Tradeviewはケイマン諸島に会社を置く海外FX業者で2004年に設立、2015年から日本へのサービスを展開しています。

社員数を見ると、規模はあまり大きくないようですが、日本人サポートが4名いるので、日本にも力を入れているのが分かります。

Tradeviewは元々「ホワイトラベルサービス、ファンドマネージャー向けFXサービス」を展開していましたが、事業多角化のため2013年から個人向けFXサービスを開始し、2015年に日本に参入して来ました。

Tradeviewの金融ライセンスはどこの国?

tradeview cimaライセンス

tradeview ライセンス番号Tradeviewの金融ライセンス

Tradeviewの金融ライセンスはケイマン諸島のCIMAライセンス(ライセンス番号:585163)となります。

ケイマン諸島通貨局(CIMA)は、英国の海外領土であるケイマン諸島の金融サービスの主要な規制機関です。

CIMAライセンスの4つの機能
  • 規制 – CIMAは、ケイマン諸島における外国為替ブローカーを含め金融サービスを規制し、監督します。また、それはマネーロンダリング規制への遵守を監視し、CIMA認可のブローカーや他の金融法人を対象とする政策及び手続、規則及び原則とガイダンス文書を含む規制ハンドブックも発行します。
  • 金融 – CIMAは、ケイマン諸島の通貨を発行し、交換し、通貨リザーブ管理の責務を負っています。
  • 助言 – CIMAは金融、協力、規制上の件に関して、政府に助言します。
  • 協力 – CIMAは、金融市場の統合した監督を推進するために海外の規制当局を支援します。

CIMAライセンスでは4つの機能がありますが、イギリスFCAなどのように、ライセンスの中に顧客への補償などの義務はありません。

ケイマン諸島とは?

ケイマン諸島の地図

ケイマン諸島はメキシコの東、キューバの南に位置する島国で、海外リゾート地と租税回避地としての特徴があります。

主な産業はリゾートと金融サービスとなっており、租税回避のために多くの企業やファンドが利用しています。

ケイマン諸島は264㎢の国土の中に212の銀行があり、かなり密度が高いです。東京都が627㎢なので、ケイマン諸島は海外向けの銀行だらけの島国となります。

CIMAライセンス取得は難しくなさそうなので、信用性としては高くないと思われます。

Tradeviewの信託保全と分別管理について

tradeview 信託保全 分別管理

tradeview 分別管理についてTradeview ファンドの安全性

管理銀行 ロイズ銀行(英)
外部会計監査 MAINSTREAM社
信託保全額 3万5千ドル(ロイズ銀行が同時破綻の場合)
全額補償(ロイズ銀行が同時破綻していない場合)

Tradeviewの顧客資金を管理している銀行はイギリスにあるロイズ銀行です。

ロイズ銀行で信託保全されており、1人あたり3万5千ドル(約400万円)まで補償され、Tradeviewが破綻した時にロイズ銀行が残っていれば、全額補償対象となります。

Tradeviewが破綻した場合の対応は外部会計監査のMAINSTREAM社が対応する形となります。

Tradeviewに信託保全について確認したメール内容

Tradeviewの信託保全額

通常、信託保全をせずに分別管理のみの場合、破綻時に資金はトレーダーよりも債権者に優先されてしまいます。

しかし、Tradeviewは信託保全をしているため、債権者ではなくトレーダーに優先的に資金が補償される仕組みになっています。

海外FX業者によっては分別管理のみ資金管理の業者があり(国によって信託保全制度が存在しない)顧客資金が守られない可能性もあります。

海外FXトレードをする時は信託保全なのかどうか、確認するようにしましょう。

ロイズ銀行が破綻していない場合は全額補償

上で紹介したメール文章で「35,000ドルが上限ではございません」と記載があったので、もう少し詳しく教えてもらいました。

Tradeviewの顧客資金の補償

Tradeviewの回答では、Tradeviewとロイズ銀行が同時に破綻した場合は外部会計監査・資金管理機関の「MAINSTREAM社」によって35,000ドルの補償となります。

しかし、ロイズ銀行が同時に破綻しなければ顧客資金は全額補償となります。

Tradeviewではかなりしっかりした顧客資金の管理をしているので安心できます。

まとめ:Tradeviewは顧客資金が守られている業者

ゲムゲム

Tradeviewは信託保全が3万5千ドルあるので安心ですね。ロイズ銀行が同時破綻しなければ全額補償です。

Tradeviewの金融ライセンスと信託保全について解説してきました。

ケイマン諸島のCIMAライセンスは信用性としては低いですが、3万5千ドルの信託保全(ロイズ銀行が残っていれば全額補償)があるため、Tradeviewに安心して資金を預けることができます。

Tradeviewは安心してトレードできる業者なので、ぜひ積極的にトレードして行きましょう。

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