Tradeviewのロスカット水準(証拠金維持率)の計算と注意点

ゲムゲム

Tradeviewのロスカットについて紹介して行きます。

Tradeviewのロスカット水準や、マージンコールについて解説して行きます。

ロスカットの計算は手動でもできますが、レバレッジの計算よりも複雑なので、計算ツールを使って行くのがおすすめです。

ここではロスカット計算についても分かりやすく説明して行こうと思います。

ロスカット計算は、当サイトでロスカット計算ツールを作ったので、良かったら使ってください。

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Tradeviewのロスカット水準は100%

マージンコール ロスカット水準
なし 100%

Tradeviewは証拠金維持率が100%を下回ると強制ロスカットとなり、事前の連絡(マージンコール)は特にありません。

「証拠金維持率100% = 必要証拠金」となるため、資金にはかなり余裕を持っておきましょう。

もし強制ロスカットになった場合でも証拠金維持率100%なので、資金は残りやすいです。

ロスカットとは?

ロスカット
ロスカットとは強制決済のことを言い、必要証拠金の一定割合(Tradeviewの場合は100%)以下になると、強制決済になります。

ロスカットされる水準のことをロスカット水準(=証拠金維持率)と言います。

ロスカットはトレーダーの資金を守るためにある仕組みで、一定水準の証拠金割を下回ると自動的に決済される仕組みです。

まれに急落相場などで価格が付かないためロスカットされず、マイナスになってしまうことがあります。

その場合はTradeviewではゼロカットシステム(マイナス残高を0円にしてくれる補填サービス)があるため安心です。

ゼロカットについては別ページで詳しく説明しているので参考にしてください。

マージンコールとは?

マージンコール
マージンコールとは証拠金維持率が低くなったことをお知らせする機能で、ロスカットされないように追加入金したり、損切りしたりするための目安になるものです。
Tradeviewでは必要証拠金の50%がマージンコールとなり、MetaTraderではターミナルで赤字で表示されるようになります。

マージンコールは「もうすぐロスカットになりそうだよ」お知らせしてくれます。

マージンコールでMT4が赤色になったら、損切りを考えるか追加入金するなどの対応をしましょう。

※Tradeviewにはマージンコールの機能はないです

Tradeviewと他業者とのロスカット水準比較

Tradeviewと他の海外FXをロスカット水準比較しました。

xm
100% 20% 20% 20%
iforex fbs
20% 0% 10% 20%

Tradeviewと他の海外FX業者のロスカット水準を見ると、他の業者は0%~20%程度ですが、Tradeviewだけ100%となっています。

20%のロスカット水準の場合は「証拠金がなくなる少し手前までポジションを保有できる」というメリットはありますが、ロスカットになった場合はほとんど資金は残りません。

Tradeivewは早くロスカットされてしまいますが、ナンピン系などのEAを使っている場合など、被害を最小限に抑えることができるので、あえて高い証拠金維持率のTradeviewを使っている人も多いです。

ロスカットの計算方法

Tradeviewのロスカット計算方法を紹介します。

当サイトのロスカット計算ツールを使って説明して行こうと思います。

ロスカット計算 10万円で1ロット ドル円を購入した時

10万円の証拠金で、10万通貨のドル円を取引する場合 ※レバレッジ200倍
110円 × 10万通貨 ÷ 200倍 = 55,000円(必要証拠金)
55,000円 × 1.0(ロスカット水準) = 55,000円(ロスカットされる証拠金)
100,000円 – 55,000円 = 45,000円(いくら負けられるか)
45,000円 ÷ 10万通貨 × 100 = 45.0pips(負けてよいpips)

この例では、損失が45.0pips(-45,000円)を超えると、ロスカットされます。

計算としては、まず「必要証拠金」を出し、その次に「ロスカットされる証拠金額」を計算します。

「口座にある資金」から「ロスカットされる証拠金」を引くことで、いくら負けられるか、が計算できます。

ロスカット計算 10万円で1ロット ユーロドルを購入した時

10万円の証拠金で、10万通貨のドル円を取引する場合 ※レバレッジ200倍

※EURUSD = 1.04ドル、USDJPY = 134.764円の時
(1.04 × 134.764) × 10万通貨 ÷ 200倍 = 70077.2円
70077.2円 × 1.0(ロスカット水準) = 70,077円
100,000円 – 70,077円 = 29,923円
29,923円 ÷ドル円レート(134.764)÷ 10万通貨 × 10000 = 22.2pips

この例では、損失が22.2pips(-29,923円)を超えると、ロスカットされます。

決済通貨(右側の通貨)が円でない場合は、円に直す計算式も加わります。

EURUSDの場合は、そこにUSDJPYの現在価格も加わるので注意しましょう。

けっこう面倒なので、ツールを使うのをおすすめします。

ロスカット計算ツール

Tradeviewでロスカットを防ぐ方法

Tradeviewでロスカットを防ぐ方法を紹介します。

ハイレバレッジでポジションを持っていたり、マーチンゲールタイプのEAを持っていると、ロスカットになりそうなタイミングは出てきます。

以下の3つの対処方法のどれかを実行しましょう。

追加入金する

まず1つ目は追加入金する方法です。

「まずい!ピンチだ」という時は追加入金を検討しましょう。

夜や土日だと銀行入金が出来ないので、クレジットカードやbitwalletの準備をしておくのがおすすめです。

bitwalletはいざのために登録だけしておくのをおすすめします。

参照:bitwallet

損切りする

次に、ロスカットされる前に損切りする方法です。

損切りするのは辛いですが、ロスカットになって資産を減らすよりは、今のうちに損切りした方が良いという時もあります。

チャートを見ながら、反転しそうにない場合は諦めて損切りしましょう。

逆方向のポジションを取って両建てにする

逆方向のポジションを同じロット数持ち、両建てにする方法もあります。

両建てすることによって、これ以上の損失は出なくなるので、一旦、両建てにしておいて、じっくり検討する方法もあります。

ロスカットされそうなタイミングでは冷静に判断できないこともあるので、まずは両建てにしておいてから、どうするか検討しても良いでしょう。

まとめ

ゲムゲム

ポジションを持つ時は、どれくらい下がったら(上がったら)ロスカットされるか、しっかり計算してからエントリーしましょう。

Tradeviewのロスカット水準と、ロスカットの計算方法について紹介して来ました。

ロスカットの計算はちょっと複雑なので、計算機を使うと便利です。しっかりとリスク管理をしてから、エントリーして行くようにしましょう。

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