東京神話のEA検証結果

ゲムゲム

今回は 東京神話を検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「東京神話」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

東京神話は仲値トレードEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年9月30日

過去16年
2007.1~2024.9
リリース後
2019.12~2024.9
収益 +641,481円 +139,589円
収益率 +128.2% +27.9%
勝率 64.88% 63.31%
PF 1.46 1.33
最大ドローダウン 54,264円(9.85%) 47,649円(7.48%)
リスクリターン率 11.82 2.93
平均利益 1,374円 1,468円
最大利益 25,246円 11,588円
平均損失 -1,745円 -1,904円
最大損失 -20,170円 -19,980円

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、過去16年、リリース後の期間共に良い成績でした。

大きなドローダウンもなく安定しています。

では、 東京神話を詳しく見て行きましょう。

東京神話の詳細を確認する数々のFXトレードの賞を受賞してきたTrader Kaibeの完全新作EA!次世代型仲値トレードのデファクトスタンダード | GogoJungle

東京神話の特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
デイトレード USDJPY 1M
最大ポジション リリース日 価格
1 2019年12月27日 34,800円

東京神話はゴトー日など、仲値トレードの優位性がある日にトレードを行うUSDJPY専用のEAです。

トレードする日は仲値トレードにて優位性があるとされるゴトー日と金曜日で、円高方向に乖離した状態になったら買いエントリー、仲値で売りポジションに持ち替えた後、円高方向に乖離した状態になったら決済というロジックになります。

保有ポジションは1つのみです。

注意点
東京神話のユーザーマニュアルを見ると、おすすめのFX会社のスプレッドが0.2~0.5pipsでかなり狭いです。パラメータ設定の最大スプレッドも15point(1.5pips)がデフォルトになっています。

スプレッドが15point以上になるとエントリーしませんので、スプレッドが広い業者を使う場合は、数値を広めに設定する必要があります。

今回はXMのスプレッド(1.80pips)を想定して最大スプレッドも20point以上にしてテストをしています。

東京神話の推奨資金・ロット配分

東京神話のマニュアルにおすすめのロット配分が記載されています。

証拠金100万円 ローリスク ミドルリスク ハイリスク
ロット 0.1ロット(1万通貨) 0.2ロット(2万通貨) 0.3ロット(3万通貨)
想定年利 15% 30% 60%
想定ドローダウン 5% 10% 25%

※証拠金100万円に対しての設定ロット目安となります。

GogoJungleでの公開成績

収益 658,403円 収益率(全期間) 139.40%
プロフィットファクター 1.57 勝率 64.54% (304/471)
初期ロット数 0.4ロット 最大ポジション数 1
リスクリターン率 5.38 最大ドローダウン 13.41% (122,376円)
平均利益 5,682円 最大利益 43,720円
平均損失 -6,576円 最大損失 -41,360円

東京神話は公開成績を見ると、2019年12月27日リリースから少しずつ利益を伸ばしています。

前半で大きめのドローダウンが一度あります。

月次分析(月間の損益)




月次分析を見ると、プラス収益が多めですが、大きく負ける月もあります。

年単位では安定してそうですが、月間だと少しムラがありそうです。

月間の取引回数

月間の取引回数は5回~10回ほどで、ゴトー日と金曜日にエントリーする傾向があります。

Trader Kaibeさんの他のEA

Trader Kaibeさんはほかにも、FXトレード日本一決定戦(WTC)ロビンスカップ準優勝のEA「Flashes」シリーズも出品されています。

2007年~のバックテスト結果

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ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

基準値 TDS 補正値
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +641,481円 収益率(全期間) +128.2%
初期証拠金 500,000円 勝率 64.88%
プロフィットファクター 1.46 最大保有ポジション 1
最大ドローダウン 54,264円(9.85%) リスクリターン率 11.82
平均利益 1,374円 最大利益 25,246円
平均損失 -1,745円 最大損失 -20,170円

東京神話は過去16年で64.1万円の収益でした。

成績の推移とドローダウン


補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • バックテストデータをQuantAnalyzerで分析してみました。

    ドローダウンも少なめで順調に利益が積み上がっています。

    年次・月次の成績・損益グラフ


    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

    2023年以外はプラス成績で、安定しています。

    直近の月次損益グラフ

    2024年

    2024年は今のところ年トータルでプラスです。
    2023年

    2023年は勝ったり負けたりでトータルでマイナスです。
    2022年

    2022年は負ける月もありましたが、トータルではプラスの成績です。

    2021年

    2021年はプラスの月が多く順調でした。

     
    2020年

    2020年はマイナスの月もありますが、トータルではプラスです。

    月間で見ると、成績にはバラつきがあるようですね。

    リリース後のバックテスト結果

    リリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 +139,589円 収益率(全期間) +27.9%
    初期証拠金 500,000円 勝率 63.31%
    プロフィットファクター 1.33 最大保有ポジション 1
    最大ドローダウン 47,649円(7.48%) リスクリターン率 2.93
    平均利益 1,468円 最大利益 11,588円
    平均損失 -1,904円 最大損失 -19,980円

    リリースしてからの成績は+13.9万円の収益となりました。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2024.9
    リリース後
    2019.12~2024.9
    収益 +641,481円 +139,589円
    収益率 +128.2% +27.9%
    勝率 64.88% 63.31%
    PF 1.46 1.33
    最大ドローダウン 54,264円(9.85%) 47,649円(7.48%)
    リスクリターン率 11.82 2.93
    平均利益 1,374円 1,468円
    最大利益 25,246円 11,588円
    平均損失 -1,745円 -1,904円
    最大損失 -20,170円 -19,980円

    ※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    東京神話は仲値トレードで優位性があるとされるゴトー日と金曜日にトレードするEAです。

    GogoJungleの 東京神話のバックテストをしてきました。

    過去16年、リリース後の期間ともに良い成績が出て、全体的に安定した成績となっています。

    ドローダウンも小さいので、長期で運用できるEAだと思います。

    東京神話の詳細を確認する数々のFXトレードの賞を受賞してきたTrader Kaibeの完全新作EA!次世代型仲値トレードのデファクトスタンダード | GogoJungle

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