SproutのEA検証結果

ゲムゲム

今回はSproutを検証して行きたいと思います。ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleとEA-BANKで提供されているEA「Sprout」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

Sproutは4つの通貨ペア対応のスイングEAですが、どんな結果だったのか見て行きましょう。

更新日2023年6月30日

過去16年
2007.1~2023.6
リリース後
2021.11~2023.6
EURJPY +750,747円 +42,587円
USDJPY +682,258円 +126,113円
EURUSD +405,164円 +61,981円
GBPUSD +261,818円 +43,973円

※デフォルト設定の0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

4通貨ペアのバックテストを行った結果ですが、過去16年での成績は全てプラス、リリース後の成績もプラスの成績でした。

ではSproutを詳しく見て行きましょう。

Sproutの特徴

取引タイプ 通貨ペア 推奨証拠金
スイング 4通貨ペア 2000ドルで0.02ロット
時間足 最大ポジション リリース日
30M 記載なし 2021年11月1日

Sproutは4通貨ペア対応のスイングトレードEAです。

トレンドの初動に仕掛ける順張りトレードになります。

最大ポジション数の記載はありませんが、バックテストの結果を見ると最大ポジション数は1つのようです。

GogoJungleでの公開成績

収益 79,017円 収益率(全期間) 20.79%
プロフィットファクター 1.16 勝率 37.05% (83/224)
初期ロット数 0.1ロット 最大ポジション数 1
リスクリターン率 1.21 最大ドローダウン 14.79% (65,255円)
平均利益 7,230円 最大利益 37,000円
平均損失 -3,685円 最大損失 -10,839円

公開成績を見ると、勝率は3割台と低いですが、平均損失よりも平均利益の方が約2倍と高く、損小利大となっています。

月次分析(月間の損益)

月間成績はプラスの方が多めになっています。

月間の取引回数

月間取引回数は、ほとんど毎日取引しています。

Sawyerさんの他のEA

SawyerさんはほかにもEAを出品されています。

以下のEAは過去に検証しているので、参考にしてください。

SproutのEA検証結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介していきます。

スプレッド補正

  XM TDS 補正値
EURJPY 2.28pips 0.95pips 2.40倍
USDJPY 1.80pips 0.59pips 3.05倍
EURUSD 1.76pips 0.38pips 4.63倍
GBPUSD 2.03pips 1.11pips 1.83倍

XMのスプレッドに合うようにスプレッド補正をして検証しています。

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

EURJPY

過去16年 リリース後
収益 +750,747円 +42,587円
収益率 +150.1% +8.5%
勝率 34.22% 29.51%
PF 1.24 1.13
最大ドローダウン 124,962円(11.93%) 72,187円(14.26%)
リスクリターン率 6.01 0.59
平均利益 9,204円 10,400円
最大利益 37,060円 36,682円
平均損失 -3,868円 -3,859円
最大損失 -7,438円 -7,418円

EURJPYは過去16年のバックテスト結果が一番良い通貨ペアでした。

リリース後の成績は、他の通貨ペアの方が高かったです。

年次・月次の成績

年間成績はマイナスの年もありますが全体的には良い成績となっています。

USDJPY

過去16年 リリース後
収益 +682,258円 +126,113円
収益率 +136.4% +25.2%
勝率 34.97% 38.93%
PF 1.26 1.42
最大ドローダウン 107,576円(14.59%) 43,728円(6.79%)
リスクリターン率 6.34 2.88
平均利益 5,685円 7,384円
最大利益 44,908円 30,308円
平均損失 -2,421円 -3,321円
最大損失 -9,100円 -9,070円

USDJPYは過去16年では2番目に成績が良く、リリース後もプラスでなかなか良い成績でした。

年次・月次の成績

マイナスの年もありますが、プラスの年の利益率が高く全体ではプラスとなっています。

EURUSD

過去16年 リリース後
収益 +405,164円 +61,981円
収益率 +81.0% +12.3%
勝率 35.82% 35.90%
PF 1.20 1.36
最大ドローダウン 105,530円(20.33%) 67,909円(10.82%)
リスクリターン率 3.84 0.91
平均利益 6,641円 8,339円
最大利益 61,183円 30,854円
平均損失 -3,079円 -3,431円
最大損失 -7,078円 -6,995円

EURUSDも過去16年、リリース後ともにプラスで良い成績でした。

年次・月次の成績

年間成績もマイナスの年もありますが、プラスの年の方が多いです。

GBPUSD

過去16年 リリース後
収益 +261,818円 +43,973円
収益率 +52.3% +8.7%
勝率 33.05% 31.45%
PF 1.07 1.14
最大ドローダウン 183,223円(29.92%) 67,852円(11.70%)
リスクリターン率 1.43 0.65
平均利益 7,802円 9,225円
最大利益 48,675円 48,661円
平均損失 -3,599円 -3,716円
最大損失 -10,632円 -10,546円

GBPUSDも過去16年、リリース後ともにプラスでした。

年次・月次の成績

年間成績は勝ったり負けたりですが、トータルではプラスとなっています。

4通貨ペア合計の損益

過去16年 リリース後
+2,099,987円 +274,654円

4通貨合計の損益は209万円となりました。リリース後は27万円です。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • 4通貨ペア合計の成績推移を見ると、順調に利益を積み上げています。

    年次・月次の成績

    年間成績は2011年だけがマイナスとなっていますが、それ以外は順調です。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2023.6
    リリース後
    2021.11~2023.6
    EURJPY +750,747円 +42,587円
    USDJPY +682,258円 +126,113円
    EURUSD +405,164円 +61,981円
    GBPUSD +261,818円 +43,973円

    ※デフォルト設定の0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    Sproutは過去16年、リリース後ともにプラスの成績でした。

    Sproutはどの通貨ペアも全体的に良い成績になりました。

    ぜひ参考にしてください。

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