SproutのEA検証結果

ゲムゲム

今回はSproutを検証して行きたいと思います。ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleとEA-BANKで提供されているEA「Sprout」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

Sproutは4つの通貨ペア対応のスイングEAですが、どんな結果だったのか見て行きましょう。

更新日2023年12月31日

過去16年
2007.1~2023.12
リリース後
2021.11~2023.12
EURJPY +949,530円 +32,252円
USDJPY +709,176円 +165,655円
EURUSD +672,762円 +127,578円
GBPUSD +284,132円 +30,726円

※デフォルト設定の0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

4通貨ペアのバックテストを行った結果ですが、過去16年、リリース後の成績もプラスの成績でした。

ではSproutを詳しく見て行きましょう。

Sproutの特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スイングトレード USD/JPY
EUR/USD
EUR/JPY
GBP/USD
30M
最大ポジション リリース日 価格
1 2021年11月1日 180,000円

Sproutは4通貨ペア対応のスイングトレードEAです。

トレンドの初動に仕掛ける順張りトレードで、最大ポジション数は1x運用通貨ペアになります。

GogoJungleでの公開成績

収益 +90,816円 収益率(全期間) 22.43%
プロフィットファクター 1.10 勝率 37.28% (145/389)
初期ロット数 0.1ロット 最大ポジション数 4
リスクリターン率 1.22 最大ドローダウン 15.02% (74,631円)
平均利益 6,301円 最大利益 37,000円
平均損失 -3,404円 最大損失 -10,839円

公開成績を見ると、勝率は3割台と低いですが、平均損失よりも平均利益の方が約2倍と高く、損小利大となっています。

月次分析(月間の損益)

月間成績はプラスの方が多めになっています。

月間の取引回数

月間取引回数は、ほとんど毎日取引しています。

Sawyerさんの他のEA

SawyerさんはほかにもEAを出品されています。

以下のEAは過去に検証しているので、参考にしてください。

SproutのEA検証結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介していきます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
EURJPY 1.70pips 0.95pips 0.75pips
USDJPY 1.60pips 0.59pips 1.01pips
EURUSD 1.68pips 0.38pips 1.30pips
GBPUSD 2.27pips 1.11pips 1.16pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

EURJPY

過去16年 リリース後
収益 +949,530円 +32,252円
収益率 +189.9% +6.4%
勝率 34.81% 29.30%
PF 1.31 1.08
最大ドローダウン 123,018円(9.95%) 71,349円(14.10%)
リスクリターン率 7.72 0.45
平均利益 9,228円 9,295円
最大利益 37,020円 36,314円
平均損失 -3,776円 -3,562円
最大損失 -7,716円 -7,666円

EURJPYは過去16年のバックテスト結果が一番良い通貨ペアでした。

リリース後の成績は、他の通貨ペアの方が高かったです。

年次・月次の成績


年間成績はマイナスの年もありますが全体的には良い成績となっています。

USDJPY

過去16年 リリース後
収益 +709,176円 +165,655円
収益率 +141.8% +33.1%
勝率 35.42% 41.62%
PF 1.27 1.47
最大ドローダウン 92,938円(8.64%) 43,910円(6.50%)
リスクリターン率 7.63 3.77
平均利益 5,580円 6,294円
最大利益 45,202円 30,532円
平均損失 -2,413円 -3,048円
最大損失 -9,351円 -9,050円

USDJPYは過去16年では2番目に成績が良く、リリース後は1番成績が良かったです。

年次・月次の成績


マイナスの年もありますが、プラスの年の利益率が高く全体ではプラスとなっています。

EURUSD

過去16年 リリース後
収益 +672,762円 +127,578円
収益率 +134.5% +25.5%
勝率 37.20% 41.28%
PF 1.33 1.61
最大ドローダウン 94,113円(15.27%) 65,746円(10.10%)
リスクリターン率 7.15 1.94
平均利益 7,020円 7,517円
最大利益 63,752円 32,464円
平均損失 -3,116円 -3,293円
最大損失 -7,377円 -7,247円

EURUSDも過去16年、リリース後ともにプラスで良い成績でした。

年次・月次の成績

年間成績もマイナスの年もありますが、プラスの年の方が多いです。

GBPUSD

過去16年 リリース後
収益 +284,132円 +30,726円
収益率 +56.8% +6.1%
勝率 33.19% 32.40%
PF 1.07 1.07
最大ドローダウン 188,359円(28.13%) 102,793円(17.64%)
リスクリターン率 1.51 0.30
平均利益 8,033円 8,347円
最大利益 50,652円 50,560円
平均損失 -3,724円 -3,748円
最大損失 -11,103円 -10,948円

GBPUSDは過去16年はプラス、リリース後もプラスでした。

年次・月次の成績

年間成績は勝ったり負けたりですが、トータルではプラスとなっています。

4通貨ペア合計の損益

過去16年 リリース後
+2,615,601円 +356,211円

4通貨合計の損益は+261万円となりました。リリース後は+35万円です。

成績の推移とドローダウン

補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • 4通貨ペア合計の成績推移を見ると、順調に利益を積み上げています。

    年次・月次の成績

    年間成績は2018年だけがマイナスで、ほかは全部プラス成績でした。

    まとめ

    過去16年
    2007.1~2023.12
    リリース後
    2021.11~2023.12
    EURJPY +949,530円 +32,252円
    USDJPY +709,176円 +165,655円
    EURUSD +672,762円 +127,578円
    GBPUSD +284,132円 +30,726円

    ※デフォルト設定の0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    Sproutは4通貨で過去16年はプラスの成績でした。

    Sproutはどの通貨ペアも全体的に良い成績になりました。

    ぜひ参考にしてください。

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