AMX USDJPYのEA検証結果

GogoJungleの有料EA「AMX USDJPY」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

AMX USDJPYはアノマリーEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年9月30日

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、すべての期間で安定した良い成績となりました。

リリース後の成績も順調です。

では、AMX USDJPYを詳しく見て行きましょう。

AMX USDJPYの詳細を確認する

AMX USDJPYの特徴

AMX USDJPYは東京・ロンドン時間にある一定の時間をトレードする、損小利大のデイトレEAです。

USDJPY専用で、最大ポジションは1つのみです。

週末年末のみならず、翌日にもポジションを持ち越さない当日完結仕様。
不安定なサーバー０時台（冬GMT+2）に依存せず、始値エントリー始値決済と、ブローカーによる誤差の要素を極力排除し、再現性を追求した設計。

ロットの目安として公式のページに以下のように記載があります。

　　初期証拠金100万円に対し、0.29lot
　　初期証拠金20万円に対し、0.06lot
　　初期証拠金10万円に対し、0.03lot

バックテストでは証拠金50万円、0.1ロットで検証しています。

GogoJungleでの公開成績

AMX USDJPYは公開成績を見ると、順調に利益をあげています。

初期ロットが1.0ロットのため、1トレードあたりの利益も大きいですが、損失もその分大きくなります。

月次分析（月間の損益）

月次分析を見ると、2024年はマイナスの月もありますが、トータルでプラス。

2023年は勝ったり負けたりです。　2022年はプラスの月が多いです。

月間の取引回数

月間の取引回数は1ヶ月に3回～10回前後です。

TNKさんの他のEA

TNKさんはAMX USDJPY以外にもEAをリリースしています。

2007年～のバックテスト結果

スプレッド補正

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

（スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります）

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

スプレッドについて

許容スプレッドのデフォルトが3.0（pips）になっていますが、スプレッドをあげてバックテストを行っています。

AMX USDJPYは過去16年で94.5万円の収益でした。安定した右肩上がりになっています。

成績の推移とドローダウン

AMX USDJPYをQuantAnalyzerで見てみると、全体的に右肩上がりで推移しています。

年次・月次の成績・損益グラフ

QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

2017年、2023年だけマイナスの成績ですが、それ以外はプラスで安定しています。

直近の月次損益グラフ

2024年

2024年は今のところトータルでプラスです。
2023年

2023年は1月、2月、7月がマイナスですが、いまのところ年トータルでプラスです。
2022年

2022年は9月と12月だけマイナスですが、それ以外の月はプラスで、利益を伸ばしている月が多いです。
2021年

2021年も12月だけわずかにマイナスですが、それ以外の月の利益率が高くなっています。

2020年

2020年もマイナスの月もありますが損失は少なめで抑えられていて、損小利大の成績になっています。

リリース後のバックテスト結果

AMX USDJPYのリリース後のバックテスト結果（≒フォワード結果）は以下のようになりました。

「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

2021年10月5日のリリース日以降のバックテスト結果は、全体的に順調です。

まとめ

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

GogoJungleのAMX USDJPYのバックテストをしてきました。過去16年、リリース後ともにプラスでした。

リリース後は2年半ほど経過していますが、今のところは順調にプラス成績となっています。

ぜひ参考にしてください。

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