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海外FX業者が提供している無料VPSを紹介していきます。
無料のなる条件と、VPSのスペックについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
自動売買をやっている人は、ぜひ業者の無料VPSを上手く使って利益を上げていきましょう。
↓ 海外FXのVPSについて、動画で分かりやすく解説しているので参考にしてください。
海外FXのVPSとは?VPSの特徴とメリット
VPS(Virtual Private Server)とはパソコンから仮想サーバーにログインして、もう1つのデスクトップを使えるようになることを言います。
パソコンの「リモートデスクトップ接続」からログインすることで、別のデスクトップにログインができ、そこでMT4やMT5を稼働することが可能です。
VPSは基本的に24時間稼働することを目的としているので、自動売買の運用におすすめとなります。
自動売買EAが24時間稼働できる
VPSの一番のメリットは自動売買EAが24時間稼働できるようになることです。
ご自身のパソコンでも自動売買を稼働することはできますが、電源を入れっぱなしにする必要があるため、パソコンの負荷がかかって寿命を縮めることになったり、音がうるさいなどの問題が生じます。
しかしVPSを使うことで、自身のパソコンは切ることができ、パソコンの負荷や音などを気にする必要がありません。
電源が落ちたり再起動しない
VPSは基本的に電源が落ちたり、Windowsのアップデートなどで勝手に再起動することがないので、基本的には24時間稼働することができます。
通常のパソコンの場合はWindowsのアップデートで再起動してしまったり、停電などで電源が落ちてしまうことがありますが、VPSは基本的に電源が落ちることはありません。
重要なタイミングで電源が落ちると大変なことになるので、そのような心配がなくなります。
約定スピードやスリッページが改善される
VPSは世界中にサーバーがあるため、海外FX業者のサーバーの近くにVPSを設置することができます。
業者のサーバー場所が遠いと、約定に時間がかかったり、時間がかかることによってマイナス方向へのスリッページが発生することがあります。
VPSを業者のサーバーの近くに置くことで、約定を有利に進めることができるため、滑りが気になる人などはVPSを使うのがおすすめです。
海外FX業者が提供している無料VPS一覧
業者名 | 無料になる条件 | CPU | メモリ | HDD |
---|---|---|---|---|
・1,000㌦以上の口座残高 ・月に往復5ロット以上の取引 |
1コア | 1.3GB | 25GB | |
・500㌦以上の入金 ・余剰金100ドル ・月に往復50万ドル以上の取引 |
1コア | 2GB | 50GB | |
・60万円以上の口座残高 ・月に往復5ロット以上の取引 |
1コア | 2.5GB | 30GB | |
・3000㌦の口座残高 ・月に5ロット以上の取引 |
1コア | 3GB | 16GB | |
・入金5000㌦ ・月に5ロット以上の取引 |
1コア | 1.3GB | 25GB | |
・月に15ロット以上の取引 | 1コア | 1.5~2.5GB | 30~40GB | |
・2,000㌦以上の口座残高 ・月に往復5ロット以上の取引 |
1コア | 2.5GB | 30GB | |
・50万円以上の口座残高 | 1コア | 1GB | 40GB | |
・入金1000㌦ ・1000万ドルの取引 |
VPSは自由に選択可能 |
ここからは海外FX業者が提供する無料VPSについて紹介します。
VPSを無料で使うためには条件があるので、条件とVPSのスペックを紹介していきます。
MT4は1~2つ程度(EAは10~15個くらい)ですが、上手く活用していきましょう。
XM:残高1000ドル+月5ロットの取引
参考:XM:VPS
口座残高 | 取引条件 |
---|---|
1000ドル | 5ロット/1ヶ月 |
XMでは1000ドルの口座残高と、1ヶ月に5ロット以上の取引が必要になります。
条件を満たすとBeeksのブロンズプラン(CPU:1コア、メモリ1.3GB)のVPSが利用できます。
条件が未達の場合は28ドルかかり、口座残高から差し引かれます。
・XMの無料VPSの仕様と条件・導入するまでの流れ
XMの公式サイトはコチラ
Exness:入金総額500ドル+余剰証拠金100ドル+過去30日に50万ドル
参考:Exness:VPS
入金額 | 証拠金 | 取引条件 |
---|---|---|
500ドル | 100ドル以上の余剰証拠金 | 過去30日に50万ドル(約5ロット) |
Exnessでは累計500ドル以上の入金と、余剰証拠金が100ドル以上、過去30日に50万ドル以上(約5ロット)の取引があればVPSを無料で利用することができます。
以前は取引条件はありませんでしたが、後から追加になっています。
14日間取引が無いと通知が来て、その後2日後にVPSが停止してしまうため、しばらく取引がない時は0.01ロットのポジションを持っておくと良いでしょう。
・ExnessのVPS 無料で使える条件と仕様・利用方法
Exnessの公式サイトはコチラ
FXGT:残高3000ドル+月5GTロット
入金額 | 取引条件 |
---|---|
3,000ドル | 5GTロット/月間 |
FXGTは3000ドルの残高と、月間5GTロット(約5ロット)の取引が必要になります。
GTロットは少し分かりにくいですが、ほとんど5ロットと同じなので、5ロットちょっとの取引条件を満たすようにしましょう。
VPSはMetaQuotes社が提供するEAを利用することができます。
TitanFX:残高60万円+月5ロットの取引
口座残高 | 取引条件 |
---|---|
60万円 | 5ロット/過去30日 |
TitanFXでは60万円の口座残高と、過去30日に5ロット以上の取引が必要になります。
条件を満たすとBeeksのブロンズプラン(CPU:1コア、メモリ2.5GB)のVPSが利用できます。
条件が未達の場合は3,000円かかり、口座残高から差し引かれます。
・TitanFXの無料VPSの仕様と条件・導入するまでの流れ
TitanFXの公式サイトはコチラ
HFM:入金5000ドル+5ロット(過去30日)
参考:HFM:VPS
入金額 | 取引条件 |
---|---|
5,000ドル | 5ロット/過去30日 |
HFMでは「過去30日に5000ドル以上の入金と5ロット以上の取引」が必要になります。
VPSのプランは3つあり、他の業者と同じスペックのブロンズ以外に、シルバーとゴールドがあります。
シルバーになるには「過去30日に8000ドル以上の入金と8ロット以上の取引」が必要になり、再度入金が必要になるので注意です。
ブロンズからシルバーを目指すとかなりの資金が必要になるため、一気にシルバーやゴールドを目指す方がおすすめです。
・HFM無料VPSの利用条件とスペック・設定方法
HFMの公式サイトはコチラ
IC Markets:月15ロット
入金額 | 取引条件 |
---|---|
– | 15ロット/月間 |
IC MarketsのVPSは3社の提供があり、それぞれ少しずつスペックが変わってきます。
入金額や口座残高の条件はありませんが、取引ロット数が月間15ロット必要になるため、それなりの取引が必要になります。
Axi:月20ロット
入金額 | 取引条件 |
---|---|
– | 20ロット/月間 |
AxiのVPSは入金額や口座残高の条件はありませんが、取引ロット数が月間20ロット必要になるため、それなりの取引が必要になります。
ForexVPS、Commercial Network Servicesは1ヶ月で20ロット以上の取引をするとVPSが無料となります。
Beeksは初月のみメモリが256MB追加され、30%OFFになり、MetaTrader VPSは月額10ドル(通常プランで15ドル)でVPSが利用可能です。
TradersTrust:残高2000ドル+月5ロット
口座残高 | 取引条件 |
---|---|
2,000ドル | 5ロット/1ヶ月 |
※初回のみBeeksに支払いをした後で、明細をTradersTrustに請求して返金してもらう必要がある
TradersTrustのVPSは口座残高2000ドルと月間5ロットの取引で無料で利用することができ、HFMと同じように、シルバープランとゴールドプランもあります。
TradersTrustは口座残高が条件になるため、新たに3000ドル、5000ドルの入金は必要なく、残高が3000ドル、5000ドルを上回ばOKです。
初回のみBeeksFXに支払いをした後で、TradersTrustから返金をしてもらう必要がありますが、1回だけで済むので、ぜひ無料を目指しましょう。
IS6FX:残高50万円
参考:IS6FX:VPS
口座残高 | 取引条件 |
---|---|
50万円 | なし |
IS6FXのVPSは口座残高の条件はありますが、取引ロットの条件はありません。
入金だけでVPSが使えるので、資金に余裕がある人はぜひやってみましょう。
Vantage:入金1000ドル+100万ドルの取引
参考:Vantage:VPS
口座残高 | 取引条件 |
---|---|
1,000ドル | 100万ドル分/1ヶ月 |
※VPS会社に支払いをした後で、明細をVantageに請求して返金してもらう必要がある
Vantageは無料VPSの提供ではなくVPSの返金制度となり、有料のVPSを契約して、それの利用料が返金される仕組みです。
VPS会社の指定はないので、好きなVPS会社で契約をして返金してもらうようにしましょう。
100万ドル分の取引は約10ロットになるので、1000ドルの入金と10ドルのロット条件を目指すと良いでしょう。
・VantageのVPS 利用できる入金額と取引ロット数
Vantageの公式サイトはコチラ
FBS:入金450ドル+月3ロット
参考:FBS:VPS
入金額 | 取引条件 |
---|---|
450ドル | 5ロット/1ヶ月 |
FBSは1回での入金が450ドル以上になるようにし、月間5ロット以上の取引をすることでVPSが利用可能です。
入金条件が非常に低いので、Exnessと同様におすすめです。
海外FXにおすすめの有料VPS
無料VPSだけでは足りない人向けに、海外FXにおすすめの有料VPSを紹介します。
国内のVPS会社は基本的に国内にサーバーが置いてあるため、海外のVPS会社を使うようにしましょう。
AxioryやExness、TradersTrustなどの日本もしくは日本の近くにサーバーがある場合は国内のVPS会社を使っても良いでしょう。
Contabo(コンタボ)英語
プラン | VPS S | VPS M | VPS L | VPS XL |
---|---|---|---|---|
料金 | 6.99ドル | 11.99ドル | 19.99ドル | 34.99ドル |
CPU | 4コア | 6コア | 8コア | 10コア |
メモリ | 8GB | 16GB | 30GB | 60GB |
SSD | 50GB NVMe /200GB SSD |
100GB NVMe /400GB SSD |
200GB NVMe /800GB SSD |
400GB NVMe /1.6TB SSD |
Contaboは日本対応がなく英語のみですが、料金が非常に安く、容量も非常に大きいのでおすすめです。
プランを選択する時に、Windowsは有料プランになるため、Linuxが使える人はLinuxを使うのがおすすめになります。
ドルで支払うよりもユーロで支払う方が割安です。
Contaboはサポート対応も悪くないので、翻訳ツールを使って上手くやれる人にはおすすめです。
> Contabo VPSの特徴と料金・設定方法と使い方まとめ
Contabo VPSの公式サイトはコチラ
VULTR(ヴァルチャー)
ロンドン | ニューヨーク | 日本 |
---|---|---|
メモリ | SSD | CPU | 価格(税込) |
---|---|---|---|
0.5GB | 10GB | 1コア | 月額2.5ドル |
1GB | 25GB | 1コア | 月額5ドル |
2GB | 55GB | 1コア | 月額10ドル |
4GB | 80GB | 2コア | 月額20ドル |
8GB | 160GB | 4コア | 月額40ドル |
16GB | 320GB | 6コア | 月額80ドル |
VULTR(ヴァルチャー)はロンドンやニューヨークなどにも対応しているVPS業者で、FX専門サーバーではないですが、多くの海外FXトレーダーが使っているVPS業者です。
WEBサイトも日本語に切り替えれば日本語対応となるため、比較的分かりやすく、手続きもしやすくなっています。
料金も安いのでVULTRはおすすめです。
月々2.5ドルからのプランもありますが、MT4での安定稼働を考えると最低でも1GB(5ドル)のプランを使うようにしましょう。
2GBプランの目安はMT4が3~4(EA20個程度)くらいが限界となるため、多く利用する人は4GBプランを使う方が安心です。
Beeks(ビークス)
ロンドン | ニューヨーク | 日本 |
---|---|---|
プラン | メモリ | SSD | CPU | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
ブロンズ | 1.3GB | 25GB | 1コア | 月額4,750円 |
シルバー | 2.7GB | 50GB | 2コア | 月額8,550円 |
ゴールド | 5.1GB | 75GB | 4コア | 月額15,200円 |
Beeksは海外FXでは有名なVPS業者でXMなどとの提携もあります。(上で紹介した無料VPSもBeeksのものです)
エクイニクス社での稼働なため、業者とのサーバーの位置が同じ会社内になり、とても速いです。
信頼性やスピードはかなり期待できますが、プランが3種類しかなく、料金は高めになっています。
日本語サイトがあり、日本人スタッフもいるため契約やサポートなどは問題ありませんが、料金的には微妙です。
初めての海外VPSの契約で手堅く行きたい人はBeeksを選択しても良いでしょう。
海外FXのVPSに関する注意点
海外FXのVPSに関する注意点を紹介します。
無料VPSを使うには取引条件が必要なことが多い
海外FX業者の無料VPSを使うためには、取引条件が必要になることが多いです。
無料VPSを使えるようになるまで一定の取引が必要になるので、有料VPSを1つは契約する必要が出てきます。
有料VPSを契約するには資金的に厳しい人は、Exnessなどの入金条件が低い業者を使いましょう。
国内VPS会社は国内サーバーになるため海外VPS会社との契約が必要
国内のVPS会社は国内にサーバーを置いているため、ニューヨークやロンドンにサーバーを置く会社は約定スピードが落ちて取引が不利になりがちです。
国内VPSは割高ですし、借りなくてもご自身のPCでも稼働できるため、国内VPSはあまりおすすめではありません。
海外VPSはContaboが安いですが英語になりますが、VULTRは日本語対応なので、英語が苦手な人はVULTRかBeeksなどを使うと良いでしょう。
まとめ
ゲムゲム
海外FX業者が提供する無料VPSについて紹介して来ました。
複数の業者は入金条件や取引条件を満たすことでVPSを無料で利用することができます。
VPSのスペックは最低限なのでMT4を1つくらいしか稼働することはできませんが、ぜひ上手く活用していきましょう。
Exnessの無料VPSを使っていました。
しかし継続して使用するためには、1ヶ月毎に500000.00 ドル(任意の通貨または資産)のトレードが必要資格基準となっており、毎月毎月催促があってウザいので止めました
ありがとうございます。
Exnessは取引量の条件も追加されたのですね!