ロンドンは午前7時のEA検証結果

ゲムゲム

今回は ロンドンは午前7時を検証して行きたいと思います。
ぜひEAを使うかどうかの参考にしてください。

GogoJungleの有料EA「 ロンドンは午前7時」をTDS(Tick Data Suite)を使ってバックテストを行ったので、結果を紹介して行きます。

実際のトレードと近くなるように、変動スプレッド、スリッページ機能を付け、スプレッドも平均的なスプレッドになるように補正しています。

ロンドンは午前7時は「ロンドン時間の7時頃」にエントリーする逆張りEAですが、成績はどうなのでしょうか。

当サイトでバックテストを行なった結果がコチラです。

更新日2024年3月31日

過去16年
2017.1~2024.3
リリース後
2019.4~2024.3
収益 +246,411円 -57,176円
収益率 +49.2% -11.5%
勝率 59.47% 61.98%
PF 1.06 0.94
最大ドローダウン 150,529円(17.16%) 124,371円(22.98%)
リスクリターン率 1.64 -0.46
平均利益 1,991円 1,365円
最大利益 22,889円 7,532円
平均損失 -2,758円 -2,369円
最大損失 -9,046円 -8,925円

※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

バックテストの結果は、過去16年はプラス成績ですが、リリース後はマイナスとなっています。

では、 ロンドンは午前7時を詳しく見て行きましょう。

ロンドンは午前7時の詳細を確認する早朝の欧州時間で東京時間の高値安値を否定する習性を狙ったユーロ/ドルの逆張りスキャルピング | GogoJungle

ロンドンは午前7時の特徴

取引タイプ 通貨ペア 時間足
スキャルピング EURUSD 5M
最大ポジション リリース日 価格
1 2019年4月23日 19,800円

ロンドンは午前7時はロンドン時間朝7時(日本時間 冬16時、夏15時)付近で高値、安値付近の逆方向にエントリーするEURUSD専用のEAです。

保有ポジションは1つのみです。

ロンドンは午前7時のユーザーマニュアルを見ると、想定しているスプレッドが0.4pipsでかなり狭いため、できるだけスプレッドの狭い業者を使うようにしましょう。

今回はスプレッドが広めの海外FX業者を想定してバックテストしたので、結果に影響しているようです。

GogoJungleでの公開成績

収益 67,046円 収益率(全期間) 30.13%
プロフィットファクター 1.09 勝率 64.58% (609/943)
初期ロット数 0.1ロット 最大ポジション数 1
リスクリターン率 0.89 最大ドローダウン 24.14% (75,117円)
平均利益 1,285円 最大利益 6,347円
平均損失 -2,142円 最大損失 -7,793円

ロンドンは午前7時は公開成績を見ると、ドローダウンの後、成績が持ち直しています。

月次分析(月間の損益)




月次分析を見ると、マイナス結果になる月が多いようです。

月間の取引回数

月間の取引回数は15回~18回ほどありました。取引回数は多めです。

まねきねこさんの他のEA

まねきねこさんは他にも複数のEAをリリースしていて、「東京仲値」は大きく利益を上げています。

またの機会に検証してみようと思います。

2007年~のバックテスト結果

ゲムゲム

ここからは私が実際にTDSを使ってバックテストを行った結果を紹介して行きます。

スプレッド補正

  基準値 TDS 補正値
EURUSD 1.68pips 0.38pips 1.30pips

スプレッドが広めの業者のスタンダード口座に合わせて検証しています。

(スプレッドが狭い業者を使うと、成績が良くなります)

変動スプレッドON、スリッページONにして、できるだけリアルに近い環境でテストしています。

収益 +246,411円 収益率(全期間) +49.2%
初期証拠金 500,000円 勝率 59.47%
プロフィットファクター 1.06 最大保有ポジション 1
最大ドローダウン 150,529円(17.16%) リスクリターン率 1.64
平均利益 1,991円 最大利益 22,889円
平均損失 -2,758円 最大損失 -9,046円

ロンドンは午前7時は過去16年で+24.6万円の収益でした。

近年は結構下落しています。

成績の推移とドローダウン


補足説明
  • メイングラフの薄い赤色部分:停滞期間
  • 下方の赤色のグラフ:ドローダウン(山が大きいとドローダウンが大きい)
  • 一番下の青いグラフ:VIX指数
  • ロンドンは午前7時をQuantAnalyzerで見てみると、成績を落としている時期が結構長いです。

    リリースされたのが2019年4月なので、リリース後はあまり成果を上げてなさそうです。

    年次・月次の成績・損益グラフ


    QuantAnalyzerを使った年次・月次の成績となります。

    2021年、2022年は大きなマイナスになっています。

    直近の月次損益グラフ

    2024年

    2024年は今のところ年トータルでマイナスです。
    2023年

    2023年は前半マイナスが多かったですが、年トータルではプラスでした。
    2022年

    2022年はプラスの月が4ヶ月のみで、大きくマイナスになっている月もあります。

    2021年

    2021年はプラスよりもマイナスの方が大きいです。

    11月はかなり大きなマイナスとなっています。

    2020年

    2020年はプラスの成績となっていますが、マイナスになっている月が5回あり、ムラが多いのが分かります。

    リリース後のバックテスト結果

    ロンドンは午前7時のリリース後のバックテスト結果(≒フォワード結果)は以下のようになりました。

    「バックテスト結果とフォワードテスト結果が違いないか」、「過去データに最適化し過ぎていないか」など参考にしてください。

    収益 -57,176円 収益率(全期間) -11.5%
    初期証拠金 500,000円 勝率 61.98%
    プロフィットファクター 0.94 最大保有ポジション 1
    最大ドローダウン 124,371円(22.98%) リスクリターン率 -0.46
    平均利益 1,365円 最大利益 7,532円
    平均損失 -2,369円 最大損失 -8,925円

    ロンドンは午前7時のリリース後の成績はマイナスとなりました。

    まとめ

    過去16年
    2017.1~2024.3
    リリース後
    2019.4~2024.3
    収益 +246,411円 -57,176円
    収益率 +49.2% -11.5%
    勝率 59.47% 61.98%
    PF 1.06 0.94
    最大ドローダウン 150,529円(17.16%) 124,371円(22.98%)
    リスクリターン率 1.64 -0.46
    平均利益 1,991円 1,365円
    最大利益 22,889円 7,532円
    平均損失 -2,758円 -2,369円
    最大損失 -9,046円 -8,925円

    ※0.1ロット運用、証拠金50万円で検証しました。

    ゲムゲム

    ロンドンは午前7時は長期はプラス、リリース後はマイナスでした。

    GogoJungleの ロンドンは午前7時のバックテストをしてきました。

    リリース後の成績がマイナスという結果になりました。

    参考にしてください。

    ロンドンは午前7時の詳細を確認する早朝の欧州時間で東京時間の高値安値を否定する習性を狙ったユーロ/ドルの逆張りスキャルピング | GogoJungle

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